2012年10月21日日曜日
「キン肉マン 40巻」感想 アトランティスがかっこいい!
この悪魔超人ツンデレじゃね?
アトランティスの戦いと復活したキン肉マンの戦いが収録されている本巻。
メインはどうしてもアトランティスになってしまいます。
過去、ロビンマスクに勝ったアトランティス。(その後キン肉マンに負けますが)
勝率の高いロビンマスクが主人公のキン肉マン以外で、
初の敗北を喫した相手、それがアトランティス。
・・・その割には、その後あんまり強い感じに扱われず、
大きな人気も出番もほとんどなかったアトランティス。
そんなアトランティスが読者のハートをがっちりつかむ戦いが本編です。
今回の戦いの後、ロビンマスクとの戦いを誇りに思っていたり、
ロビンマスクに敬意を払うよう節がところどころに見られます。
また、ドロップキックで流血した首は、鍛え上げた結果、
頑丈な皮膚に守られ弱点強化に成功するなど、ここでもロビンマスク戦の影響がうかがえます。
それでも悪魔超人的なファイトに声援もなく、観客は帰り始めてしまうなか、一人の少年だけはじっと応援し続けます。
そんな少年に対して
「悪魔なんぞ応援してたら、ろくな大人にならねぇぞ」
なんて言い放つアトランティス。
これ、正義超人的な心が芽生えてますよね、絶対。
かくして、絶対的なピンチになりながら最後に放ったのは
ロビンマスクのあの大技!
この展開は熱かった。当時のキン肉マン好きなら絶対熱くなる。
キン肉マンの戦いは最初~中盤ピンチ、弱点発見→勝利の流れなので当記事では割愛。
萌えだのハーレムだの腐向けだのいわれる作品が多い昨今、
しっかりと王道少年漫画している数少ない作品。
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