2012年12月24日月曜日
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 3巻」感想 アニメ化が決定するも、残念さは増すばかり。
そういやプリクラとか撮ったことねーや
席替えの恐怖。
文化祭の恐怖。
ぼっちにとっての学校というのは、恐怖のイベントだらけでした。
そんなぼっちの恐怖と悲しさを誇張してギャグにしたのが本作品。
早くも第3巻の発売、さらにはアニメ化ということで。
なんか最近やたらとこの作品の名前を目にするなーと思ったらアニメ化の宣伝の関係があったんですね。
誇張されたギャグが多いですが、『ぼっちあるある』が多数含まれており、
リア充には面白さが伝わらなく、ぼっちには胃と心が痛くなる当作品。
あれ?これ、どこの需要があるんだ?w
主人公は喪女ですが、
「男性にしたらそのままお前らのことだなww」
というような評価もありました。
さて、3巻では2学期、席替えから始まります。
席替えした結果、リア充に囲まれることに。
トイレで席を外してる間にリア充に自分席を使われて、どこにも座るところがなくなる。
なーんとなく経験があるような、経験ないまでも気持ちが分かるこのネタ。
ああ、胃が痛くなります。
文化祭の準備。
手伝い、作業が見つからず、かといって帰るわけにも行かない放課後。
どのように時間を潰すか考える、なんて。なんて・・・。
すいません、なんか悲しくなりました。
全編通してモテないというよりも、友達ができない方面の話が濃い感じがありますが、
モテない事とぼっちな事は類似していますので、気にならないかと。
アニメでは誰がこの悲しい役を演じるのか、
そういう方面ばかりが気になります。
類型100万部突破している当作品。
第4巻は2013年春発売予定だそうです。
2012年12月19日水曜日
「はじめの一歩 16~20巻」感想 チャンピオンとは!
どんな練習をしてようが希望に燃えてようが
リングの上には勝者と敗者、光と影しかねえんだ
それが ボクシングなんだよ
第16巻から第20巻までのダイジェスト
第16巻
ゲロ道プロテスト
一歩、家庭の事情でボクシングから遠ざかる~復帰
一歩 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)
第17巻
一歩 VS 冴木卓麻 決着
ゲロ道転校
第18巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝)
第19巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ 決着
第20巻
伊達英二 過去回想
鷹村 VS 玉置(日本ミドル級タイトルマッチ)
一歩の戦いを描くだけで1巻分使うようになりました。
戦いの激しさが増すのはもちろんですが、それぞれの思惑、
そしてセコンドの思想、思惑までも描いているので長くなるのは当然といえば当然かもしれません。
ここまでほぼ無敵だった鷹村が、タイトルマッチで珍しくややピンチになります。
減量失敗からの万全じゃないコンディションでの戦い、
そして背負っているもの、チャンピオンとしての重みを描き、
一歩にはまだそれは備わっていないことを教えられます。
ただパンチが強いだけではダメである、と。
次回の一歩のタイトルマッチではこのあたりも重要な要素になるかと。
その一歩はヴォルグ戦に向けて必殺技ガゼルパンチを習得しました。
ようやく一歩にも名前のある必殺技らしい必殺技ができましたね。
そもそも強力すぎるパンチの一つ一つが必殺技だったのかもしれませんが。
青木のカエルパンチもそうですが、必殺技があったほうが少年漫画らしくていいですね!
青木、木村は揃ってA級トーナメント2回戦負け。
日本ランカーですので、実力は十分あるのですが、
鷹村や一歩には劣る印象、そして同階級チャンピオンにも劣る印象ですね。
(チャンピオンはまだ出てきていませんが)
次回はおそらくチャンピオン伊達との戦いになるでしょう。
どのような展開になるか楽しみです。
リングの上には勝者と敗者、光と影しかねえんだ
それが ボクシングなんだよ
第16巻から第20巻までのダイジェスト
第16巻
ゲロ道プロテスト
一歩、家庭の事情でボクシングから遠ざかる~復帰
一歩 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)
第17巻
一歩 VS 冴木卓麻 決着
ゲロ道転校
第18巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝)
第19巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ 決着
第20巻
伊達英二 過去回想
鷹村 VS 玉置(日本ミドル級タイトルマッチ)
一歩の戦いを描くだけで1巻分使うようになりました。
戦いの激しさが増すのはもちろんですが、それぞれの思惑、
そしてセコンドの思想、思惑までも描いているので長くなるのは当然といえば当然かもしれません。
ここまでほぼ無敵だった鷹村が、タイトルマッチで珍しくややピンチになります。
減量失敗からの万全じゃないコンディションでの戦い、
そして背負っているもの、チャンピオンとしての重みを描き、
一歩にはまだそれは備わっていないことを教えられます。
ただパンチが強いだけではダメである、と。
次回の一歩のタイトルマッチではこのあたりも重要な要素になるかと。
その一歩はヴォルグ戦に向けて必殺技ガゼルパンチを習得しました。
ようやく一歩にも名前のある必殺技らしい必殺技ができましたね。
そもそも強力すぎるパンチの一つ一つが必殺技だったのかもしれませんが。
青木のカエルパンチもそうですが、必殺技があったほうが少年漫画らしくていいですね!
青木、木村は揃ってA級トーナメント2回戦負け。
日本ランカーですので、実力は十分あるのですが、
鷹村や一歩には劣る印象、そして同階級チャンピオンにも劣る印象ですね。
(チャンピオンはまだ出てきていませんが)
次回はおそらくチャンピオン伊達との戦いになるでしょう。
どのような展開になるか楽しみです。
2012年12月16日日曜日
「進撃の巨人 9巻」感想 アニメ化が決定するも、本編の謎は深まるばかり。
結局、巨人はなにものなのか?
ウォール・ローゼが破壊されて大勢の巨人が侵入してくる・・・
というところから9巻の物語がスタート。
壁が破壊されると、巨人を防ぐ手段がなくなり、人類にとって絶望的な状況に・・・。
以前、壁に穴が開いたときは、ちょうど手ごろな岩があったので、
それを巨人化したエレンが持ち上げて移動させて、とりあえず埋めるって感じで危機を乗り越えました。
また、前巻では巨人が壁を作っている(?)という感じの描写がありまして、
これを利用して壁を埋められないか?というのが今回の作戦。
この要素、今後重要になってくるのでしょうか。
今回でさらなる謎として、人類が巨人になったんじゃないの?という雰囲気が出てました。
可能性としては
・進化した人類、つまり新人類が巨人である
・巨人が人類として潜伏している
・人類を巨人化する技術がある
などになるかと思います。
展開は進んでいるけど、解明は全然されていかない本作品。
終わるときは一気に解決していくのでしょうか。
来年はアニメ化も控えているようです。
PVも公開されていますが、立体機動の表現などはアニメならでは。
原作では画が不安定な部分もありますが、アニメでは解消されそうで、
こちらも楽しみです。
2012年12月10日月曜日
「咲-Saki- 阿知賀編 4巻」感想 魔王を止めろ!強豪校の実力
魔王も普段はかわいいjk
全国1位の高校生、宮永照との対局も終わりました。
連続して上がる照を止めるため、お互い言葉は交わさなくても、
いろんな連携プレイをする展開は熱かったですね。
体力を消耗するのを無理してまで、3巡先を読む、
さらにそれを連続で行う園城寺怜。もうあなたが主人公でいいです!w
この「先を読む」演出は、正直アニメ版の方がよかったですが、
それは漫画とアニメの違いとして楽しめました。
さて、対局が終わると怜は病院へ。
命に別状はないようです。
一方照は控室に戻ってくるときにお菓子を買ってくるなど、
ごく普通の女子高生になっていました。
麻雀の時だけ別人というのは、妹の咲も一緒ですね。
怖い姉というイメージが強かっただけに、意外な一面でした。
さて、対局は進み、松実宥の出番です。
偏るツモ牌を利用したトリッキーな打ち方だけかと思いきや、
相手に合わせて打ち方を変えたり出来るようです。
さすがお姉ちゃん!
あと、白糸台高の弘世菫の相手を狙い撃ちにし、射抜く演出はすごいですね。
のどっちの時もそうですけど、麻雀の中でいろんな事がおこります。
宥の出番は短く、さっさと決着がついて、3人目。
今度の相手は最初の捨て牌が、オーラスの最初にツモってくるという
これまたとんでもない能力。
しかし、本当いろんな能力、特徴を考えつきますね。
実力的には劣っていると思っていた阿知賀の面々も、
対策を講じることで、なかなかの善戦です。
まじで決勝まで行ってしまうのかなぁ。
今回の第4巻でアニメ版を追い越し、
読者が未知の展開部分へとなりました。
本編と絡めて、咲照の姉妹対決、和と阿知賀連中の卓上での再会など、
いろんな部分が楽しみです。
2012年12月6日木曜日
「ももプロZ 1巻」感想 ももクロメンバーの特徴を理解できる教科書!
これはプロレス漫画です。・・・か?w
アイドルグループ、ももいろクローバーZを題材とした漫画です。
本作品はプロレス団体としての架空の団体ももプロ、
その楽屋の話を中心に繰り広げられるギャグ漫画です。
こういう実際のアイドルや芸能人を題材にした漫画というのは
あんまり似ていなかったり、キャラ人気にあやかっただけの駄作になったりする危険がありますが、
これは非常に良くできています。
この秋くらいに「ももいろクローバーZ」というグループを認識し、
メンバーの色と名前くらいは覚えられた私。
その程度のにわかファンに、メンバーの特徴を理解させてくれる漫画でした。
キャラ(絵)が似ている!
実際のキャラの性格が投影されている!
実在のネタが多数ちりばめられている!
ももクロ大好きの友人に読ませて感想を聞きましたが、
「似てる!こんなネタあったわ~ってのがたくさんあった」
とのこと。
最近ももクロを好きになった人が、それぞれのキャラ(性格)を掴むにはとてもよい作品です。
漫画で覚える日本歴史、的な使い方ができますw
また、ももクロという要素を抜いて、
4コマ漫画として考えた場合も楽しめるレベルかと。
ももいろクローバーZは2012年の紅白の出場も決定し、勢いが増しているところです。
発行部数の関係か、売り切れてる場合が多いですが、
ももクロが気になっている人、気になってきている人、
昔から大ファンの人もぜひ読んでみていただきたい作品ですね。
ちなみにこの作品、月刊少年ライバルで連載されているそうです。
雑誌は知っておりましたが、連載作品までは知らなかったので、いい出会いになりました。
いろんな雑誌のいろんな漫画を広く読んでいくべきですね。
2012年11月23日金曜日
「はじめの一歩 11~15巻」感想 一歩、全日本新人王に!
覚えとけよ カウンターのコツはな、タイミングと勇気(ハート)だぜ!
第11巻から第15巻までのダイジェスト
第11巻
一歩 VS 千堂武士 準備編
第12巻
一歩 VS 千堂武士(全日本新人王決定戦)
第13巻
一歩 VS 千堂武士 決着
ゲロ道登場
伊達英二登場
第14巻
一歩、伊達英二とのスパー
一歩 VS 沖田佳吾
第15巻
宮田一郎 VS ジミー・シスファー
一歩も厳しい戦いが増えてきました。
相手の分析、対策にもしっかり時間をかけ、一歩の能力を高めていきます。
このあたりは、別雑誌ですがジャンプの王道漫画の修行編に近いものがありますね。
また、対戦相手の背景の掘り下げも多く、深くなってきました。
一歩、千堂ではそれだけで1巻使っていますし。
一歩が連勝を重ねているあいだ、ライバル宮田の話も進んでいます。
アウェーで引き分けになり、パンチの軽さに悩み、
天才と呼ばれた男は、戦歴的にも能力的にも大きな壁にぶちあたります。
こちらも修行編を経て、あらたな能力を得ます。
このあたりで戦ったキャラは、後々も出てきたりもするようで、
いろいろ覚えておいたほうがよいようです。
今後はランキング戦が多くなりそうな一歩、
海外で力をつける宮田、
少しずつランクを上げている青木、木村、
そして特に苦戦もなく勝利数を重ねる鷹村。
100巻を越える漫画のまだ序盤ですが、ここまでのテンポはすごくいいですね。
第11巻から第15巻までのダイジェスト
第11巻
一歩 VS 千堂武士 準備編
第12巻
一歩 VS 千堂武士(全日本新人王決定戦)
第13巻
一歩 VS 千堂武士 決着
ゲロ道登場
伊達英二登場
第14巻
一歩、伊達英二とのスパー
一歩 VS 沖田佳吾
第15巻
宮田一郎 VS ジミー・シスファー
一歩も厳しい戦いが増えてきました。
相手の分析、対策にもしっかり時間をかけ、一歩の能力を高めていきます。
このあたりは、別雑誌ですがジャンプの王道漫画の修行編に近いものがありますね。
また、対戦相手の背景の掘り下げも多く、深くなってきました。
一歩、千堂ではそれだけで1巻使っていますし。
一歩が連勝を重ねているあいだ、ライバル宮田の話も進んでいます。
アウェーで引き分けになり、パンチの軽さに悩み、
天才と呼ばれた男は、戦歴的にも能力的にも大きな壁にぶちあたります。
こちらも修行編を経て、あらたな能力を得ます。
このあたりで戦ったキャラは、後々も出てきたりもするようで、
いろいろ覚えておいたほうがよいようです。
今後はランキング戦が多くなりそうな一歩、
海外で力をつける宮田、
少しずつランクを上げている青木、木村、
そして特に苦戦もなく勝利数を重ねる鷹村。
100巻を越える漫画のまだ序盤ですが、ここまでのテンポはすごくいいですね。
2012年11月17日土曜日
「はじめの一歩 6~10巻」感想 鷹村日本チャンピオン!
それでもボクシングってのは何があるかわからないよ
第6巻から第10巻までのダイジェスト
第6巻
4戦目 一歩対小橋健太(東日本新人王戦2回戦)
鷹村対矢島吉秋(日本ミドル級タイトルマッチ)
第7巻
青木の試合
5戦目 一歩対速水龍一(東日本新人王準決勝)
第8巻
5戦目 一歩対速水龍一続き
宮田対真柴
第9巻
宮田対真柴続き
6戦目 一歩対速真柴(東日本新人王決勝)
第10巻
6戦目 一歩対速真柴続き
対戦相手に曲者が多く、一歩も苦戦だらけになってます。
そんな中、鷹村は初ダウンをもらうも、日本ミドル級チャンピオンになりました。
鷹村は圧倒的に強いですね。
また、この6巻~10巻では宮田対真柴戦いが、どちらが勝つかわくわくして見れました。
一歩は毎回苦戦しますが、
「どうせ主人公だから勝つんでしょ」という気持ちになってしまうので・・・。
特徴あるサブキャラ同士の対戦のほうが気持ちが盛り上がります。
一歩は着実に勝ちを重ねていますので、このままトップまで勝ち進むんでしょうね。
第6巻から第10巻までのダイジェスト
第6巻
4戦目 一歩対小橋健太(東日本新人王戦2回戦)
鷹村対矢島吉秋(日本ミドル級タイトルマッチ)
第7巻
青木の試合
5戦目 一歩対速水龍一(東日本新人王準決勝)
第8巻
5戦目 一歩対速水龍一続き
宮田対真柴
第9巻
宮田対真柴続き
6戦目 一歩対速真柴(東日本新人王決勝)
第10巻
6戦目 一歩対速真柴続き
対戦相手に曲者が多く、一歩も苦戦だらけになってます。
そんな中、鷹村は初ダウンをもらうも、日本ミドル級チャンピオンになりました。
鷹村は圧倒的に強いですね。
また、この6巻~10巻では宮田対真柴戦いが、どちらが勝つかわくわくして見れました。
一歩は毎回苦戦しますが、
「どうせ主人公だから勝つんでしょ」という気持ちになってしまうので・・・。
特徴あるサブキャラ同士の対戦のほうが気持ちが盛り上がります。
一歩は着実に勝ちを重ねていますので、このままトップまで勝ち進むんでしょうね。
2012年11月10日土曜日
「進撃の巨人 8巻」感想 謎は尽きない
一つの意外な謎が解けた後、さらに多くの謎が生まれる
そもそもなんで巨人が現れたの?という疑問がずっとある中で、
主人公が巨人になれたことから、人間→巨人なのか?と
ぼんやりと思ったのが前巻までの感想。
そんな中登場した女型巨人の正体が明かされる。
正体はあの・・・・
そしてもうひとつ。あのでっかい壁の中身がチラ見できてしまうが、
壁の中身がなぜそんなことになっているのか、その製作手法などについても謎のまま。
予想を裏切る展開の連続で今後が気になる良作で面白いが、
キャラの描き分けや魅力が弱く
「こいつは主人公か?別のキャラか?」と思う事があったり、
「こいつどんなヤツだっけ」と前巻までを読み返したくなる事が多数。
絵、画風で漫画を読まない人もいたりするので、ちょっともったいないと思う。
原作者として携わったりするのも面白いかもしれない。
2012年11月5日月曜日
「はじめの一歩 1~5巻」感想 王道ボクシング漫画 読み返し
強いって・・・・一体どんな気持ちですか?
ボクシング漫画として有名な本作品。
いつかきちんと読みたいと思っていながら、100巻を超える長期連載で、
いまさら読むのも・・・と思っていました。が!
漫画好きがそんな理由でくじけてはいけない!
後々の為に感想を綴るべく、少しずつ読むことにします。
第1巻
ボクシングとの出会い
宮田との練習スパーリング
第2巻
宮田との練習スパーリング2戦目
鷹村の試合
真柴登場
第3巻
プロデビュー戦 一歩対小田祐介
第4巻
2戦目 一歩対藤原義男
3戦目 一歩対ジェイソンオズマ(東日本新人王戦1回戦)
第5巻
3戦目 一歩対ジェイソンオズマ続き
夏合宿
第1巻から第5巻までのダイジェストはこんな感じ
ライバルとなる宮田との戦いは1巻、2巻でやっていて、その後は100巻越えてもやっていない。
正直なところ、ライバルとして扱っていいのだろうかw
あと、最初の頃にたくさんいた鴨川ジムのモブ練習生って、
いつのまにか全然出てこなくなりましたね。
描くのが面倒くさくなったのかな?w
ボクシング漫画として有名な本作品。
いつかきちんと読みたいと思っていながら、100巻を超える長期連載で、
いまさら読むのも・・・と思っていました。が!
漫画好きがそんな理由でくじけてはいけない!
後々の為に感想を綴るべく、少しずつ読むことにします。
第1巻
ボクシングとの出会い
宮田との練習スパーリング
第2巻
宮田との練習スパーリング2戦目
鷹村の試合
真柴登場
第3巻
プロデビュー戦 一歩対小田祐介
第4巻
2戦目 一歩対藤原義男
3戦目 一歩対ジェイソンオズマ(東日本新人王戦1回戦)
第5巻
3戦目 一歩対ジェイソンオズマ続き
夏合宿
第1巻から第5巻までのダイジェストはこんな感じ
ライバルとなる宮田との戦いは1巻、2巻でやっていて、その後は100巻越えてもやっていない。
正直なところ、ライバルとして扱っていいのだろうかw
あと、最初の頃にたくさんいた鴨川ジムのモブ練習生って、
いつのまにか全然出てこなくなりましたね。
描くのが面倒くさくなったのかな?w
2012年11月2日金曜日
「女声男子 1巻」感想 かわいい声の男の子の物語
好きでこんな声に生まれたわけじゃない!
ニコニコ動画の「歌ってみた」というジャンルで、
男なのにまるで女性のような歌声を出せる人を「両声類」と呼ぶことがあるそうです。
そういう女性の声を持つ主人公の物語。
前出のニコニコ動画では、女性声を出せることを強みにしていたり、
普通に男声も出せたりするわけですが、
本作品の主人公は地声からして女性で、それがコンプレックスでした。
しかし、歌は大好き。
カラオケで録音した曲を、動画投稿サイトにアップしたら
一気に再生数が増えて注目動画となります。
しかし、そこはやはり動画サイト。
賛辞もあれば、誹謗中傷もあります。
アップした翌日、サイトに動画の様子を見に行き、
そこで「きもちわるい」などのコメントを目にして、
動画を削除するほど落ち込みます。
もう、ボクは歌を歌わない。
ところが、その動画を削除前に偶然見ていたクラスメイトがいました。
彼女は女性のみでバンドを組んでいて、ボーカルを探している最中、
その動画と出会い、この声の主を是非ボーカルにスカウトしたいと考えるのでした。
バンドメンバーは当然全員女性なのですが、そのすべてが男性嫌い。
主人公は歌声こそ女性ですが、それ以外は普通に男子です。
この主人公とバンドメンバーがどのように出会って、
どのようなバンドを結成するのか。そもそも結成できるのか。
ニコニコ動画への投稿がきっかけでデビューする歌い手も増えている昨今、
面白い着眼点の漫画だと感じました。
当面の問題は女声コンプレックスと、
女性バンドメンバーの男性嫌いの部分だけなので、
それを中心にしてバンド結成までを長引かせるのか、
早々に克服して次なる展開に持って行くのかによって
作品の性質が変わっていくでしょう。
2012年10月30日火曜日
「彼女のひとりぐらし 3巻」感想 お気楽一人暮らし漫画最終巻
(部屋で)誰も見てないからいいや
誰とも喋ってない日がある、コンビニの店員と恋におちる妄想をする、
独り言が多い、部屋が汚れている、病気の時に急に襲ってくる孤独感など
男女問わず一人暮らし経験者なら「多かれ少なかれ同意してしまうネタ」が豊富にある当作品。
漫画ですから誇張されたりデフォルメされたりしている部分もありますが、
「だいたい合ってるw」というのが私の感想です。
この3巻でも相変わらずだらしない姿をしていたりしますが、
展開を広げるお隣さんが登場してきます。
これもまたひとクセある学生さんで、同人誌描くためにパソコン借りにきたり、
そこで勝手に主人公の事を勘違いして襲われる心配したり。
一人暮らし+同人作家は想像力豊かに育つのでしょうか。
普段負け組みたいな表現をしていても、誕生日祝ってくれる友人がいたり、
なんだかんだ幸せな日常なんじゃないでしょうか。
最後の最後は妹の結婚式で姉らしい姿を見せたり、
(全部が奇麗な話ではないけれど)妹想いのよい姉ですね。
ちょっと早めの最終巻となってしまったのが残念ですが、
一人暮らし経験者は楽しめる(切なくなる?)かと。
サラっと読めてサラっと終わる全3巻、読みやすい漫画です。
2012年10月24日水曜日
「くさったよめがあらわれた」感想 ヲタと一般人夫婦漫画
嫁さんが腐女子だったら、こんな夫婦生活!?
最近、ドラクエ10をプレイしていたこともあり、「~があらわれた」のタイトルに目を奪われてジャケ買いした漫画。
仕事に行く夫のスーツ姿に萌え悶える妻。
ネクタイ一つで妄想が膨らむ妻。
受け攻めをすぐ記号化する妻。
ドラマのシーンから、勝手なバックボーンを生み出す想像力豊かな妻。
「腐女子ってこんな生態」というのと、その腐女子の想像力に振り回される一般人、
という夫婦の話。
日々楽しそうではあるけど、見る物すべて受け攻め変換の毎日だと確かに一般人は疲れてしまうでしょうねw
一時期は珍しかった、「カップルの片方がヲタ」という漫画も、
男がヲタ、女がヲタ、社会人、学生、エッセイ、全部妄想などなど、
飽和状態と言っていいほどいろんなパターンの漫画作品があります。
そんな中での本作品。よくも悪くも目立った長所はないかな、というのが正直な感想です。
ヲタあるある、腐女子あるある(それに振り回される一般人あるある)を中心とした、
日常系漫画のひとつ、という位置付けですね。
ただ、私がそのようなジャンルが好きで読みふけっているからこその感想ですので、
この手の漫画をあまり読まない方にとっては新鮮な作品として写るではないか、と。
こんな世界、こんなカップルもいるんだねぇ、という感覚で読む作品かな。
2012年10月21日日曜日
「キン肉マン 40巻」感想 アトランティスがかっこいい!
この悪魔超人ツンデレじゃね?
アトランティスの戦いと復活したキン肉マンの戦いが収録されている本巻。
メインはどうしてもアトランティスになってしまいます。
過去、ロビンマスクに勝ったアトランティス。(その後キン肉マンに負けますが)
勝率の高いロビンマスクが主人公のキン肉マン以外で、
初の敗北を喫した相手、それがアトランティス。
・・・その割には、その後あんまり強い感じに扱われず、
大きな人気も出番もほとんどなかったアトランティス。
そんなアトランティスが読者のハートをがっちりつかむ戦いが本編です。
今回の戦いの後、ロビンマスクとの戦いを誇りに思っていたり、
ロビンマスクに敬意を払うよう節がところどころに見られます。
また、ドロップキックで流血した首は、鍛え上げた結果、
頑丈な皮膚に守られ弱点強化に成功するなど、ここでもロビンマスク戦の影響がうかがえます。
それでも悪魔超人的なファイトに声援もなく、観客は帰り始めてしまうなか、一人の少年だけはじっと応援し続けます。
そんな少年に対して
「悪魔なんぞ応援してたら、ろくな大人にならねぇぞ」
なんて言い放つアトランティス。
これ、正義超人的な心が芽生えてますよね、絶対。
かくして、絶対的なピンチになりながら最後に放ったのは
ロビンマスクのあの大技!
この展開は熱かった。当時のキン肉マン好きなら絶対熱くなる。
キン肉マンの戦いは最初~中盤ピンチ、弱点発見→勝利の流れなので当記事では割愛。
萌えだのハーレムだの腐向けだのいわれる作品が多い昨今、
しっかりと王道少年漫画している数少ない作品。
2012年10月18日木曜日
「ノゾ×キミ」感想 ノ・ゾ・キ・ア・ナのスピンオフ作品。
変態度は低めですが、賢い女子は健在です。
高校とマンションを舞台にした、変態度は低めですが、賢い女子は健在です。
高校とマンションを舞台にした、覗きを中心においたラブコメ。
ひょんなことから女子更衣室で女子の着替えを覗いてしまったキミオ。
そして、それを発見したノゾミは、覗き行為をバラさない代わりに条件を出してきます。
お互い同じマンションの向かい合わせの部屋に住んでいる二人。
奇妙な覗きの生活が始まります。
どうしてもノ・ゾ・キ・ア・ナと比較してしまうわけですが、
高校生ということで、性的描写も少なく、まだ健全な部類に入るかと。
物語の展開としては自信がもてないクラスメイトを立ち直らせるとか、
いじめの対処をするとかいったクラス内で発生する諸問題を、
ノゾミが覗き(という概念)を中心にした行動で解決していく、というもの。
その中で、キミオとノゾミの恋愛感情が芽生えてきて、という感じです。
女子が冷静に、賢く立ち回るのはノ・ゾ・キ・ア・ナでもおなじみですかね。
ノ・ゾ・キ・ア・ナ好きならすんなり作品に入れるでしょう。
(またこの手のパターンか、と思う場合もありますが・・・)
続巻が出るか不明ですが、1巻の表記がありますから期待できるでしょう。
本編であるノ・ゾ・キ・ア・ナもそろそろ完結しそうですしね。
ちなみにノゾミとキミオでノゾ×キミ。なるほどなぁというタイトル。
2012年9月14日金曜日
「無邪気の楽園 2巻」感想 強くてニューゲーム再び!
無邪気な女の子と、いろんなシチュでムフフな展開!
第1巻がなかなか手に入らなく、若干難民になりつつ苦労の末に入手した漫画。
この第2巻も近所の本屋では置いてなく、結局都会の大型店で購入しました。
男女一緒に着替えていた小学生時代、あの時に性に目覚めていたら、
きっともっとしっかり記憶に残していたのに、というような考えを実現した漫画。
この2巻でも引き続き、いろんな事件が起こってえっちな展開が待ち受けています。
正直、どれもオチは同じパターンなのですが、
そこに行き着くまでの展開がよく思いつくなぁ、と感心。
1巻ではこのみちゃん(1巻表紙の子)が中心に話が展開していましたが、
2巻では真夏ちゃん(2巻表紙の子)がやや中心に話が展開していました。
中心に、ということは、つまり、よくムフフな展開になる、ということです。
まぁ、仮に自分が小学生に戻れたとしても、
こんなにしょっちゅう同級生の裸を見る機会には恵まれないでしょうけどね。
そのへんは漫画ということで。
自分の場合はえっちなことはそこそこで、
それよりもお金儲けに知識を使うでしょうね。株とか。
ああ、現実的・・・。
巻末によりますと、第3巻は来年春に発売予定らしいです。
3巻の発売日が決定するのが今から楽しみです!
近所の本屋で手軽に買えるくらいになっていてほしいですね
2012年7月29日日曜日
「おたくの娘さん 全11巻」感想 突然自分の娘が現れて!!
ヲタの夢!そして現実と成長と家族
ヲタの主人公、耕太の前に、突然「主人公の娘」だと名乗る叶が現れて、
戸惑いつつも「親子」としての生活を始める。
娘よりもヲタ趣味を優先させていた主人公だったが、
やがて「家族」を意識する事となり、「パパ」として成長していく。
あらすじだけ書くと、ありがちな妄想に成長要素を詰め込んだ作品に見えてしまいますが、
この手の作品の中でも結構上位ランクで面白いんじゃないかと思います。
ヲタネタ、2chネタも豊富にあり、時事ネタもあるので多少風化する部分もありますが、
メインストーリーを邪魔しない程度のネタ配分なので、元ネタ知らなくでも楽しめるかもしれません。
また、めぞん一刻のような木造アパートが舞台になるのですが、
ここの住人が当然のようにクセがあります。
管理人さんはまさにめぞん一刻のような若い女性、
耕太の高校の先輩はロリコン、
耕太が漫画のアシスタントとしてお世話になっている先生は、大人気少女漫画家、
もう1人のアシスタントは姉にコンプレックスを抱く腐女子、
影が薄く、住人からもほとんど認識されない家族・・・
このアパート、大丈夫か?
そんな住人もギャグからシリアスまで幅広く関わってきており、
各々の成長物語、また、過去編でのキャラの掘り下げなど、
全11巻と読みやすい巻数の中でそこそこの風呂敷を広げながらも、
伏線回収も含めよくまとまっている作品だと思います。
(作者本人のコメントもありましたが、一部回収できてなかったり活かせなかった伏線もあるそうですが)
ヲタネタ満載の中でも、家族とはなんだ、というテーマを考えさせられる作品です。
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