女の子の描き方が好きな感じだったので、表紙買いしてしまった作品。
(ちなみに購入するときの勝手なイメージは百合作品かな?とか思ってました)
主人公の春原桃太が田舎の高校に転校するところから物語は始まります。
春原はパソコンのメル友、ハンドルネームhanaに、
転校してからの学校の様子や日常をメールするのが日課です。
高校ではたまたまマンションの部屋が隣だった冬野うめ、
クラス委員の夏宮さゆり、この二人といろいろな事を経て、少しづつ仲良くなります。
そんな日々の様子もメル友のhanaにメールしていましたが、
メールのやりとりをしていうるちに、同じ高校に通っていると確信します。
そしてhanaは夏宮さゆりか冬野うめのどちらかではないのか?
そんな疑問と期待に胸あふれ、ついにhanaとオフ会で出会うことを決意。
待ち合わせ場所に現れたのは・・・・
と、いった内容。
最終的に誰と結ばれるのか、春原の高校恋物語はまだまだ続く・・・といった感じで締めている作品です。
全体的にゆったりしていて、擬音で表現するならふわふわぽかぽかした内容。
修羅場などもなく、落ち着いた作品です。
悪く言えば意外性の少ない展開、当たり前の展開続きとも言えます。
高校生の恋心ってこんなもんだったかなー、と懐かしい気持ちになりました。
女の子の描き方が、なんというかムチムチしていて好みだったので、
機会があれば同作者の別の作品も読んでみたいと思います。
バーバラファンは呼んでおくべきドラクエ6の漫画
ドラゴンクエストの漫画というと、ダイの大冒険やロトの紋章が思い浮かびます。
本作品はゲームのドラゴンクエスト6に沿った内容となっています。
ゲームをプレイした事のある人はもちろん、
未プレイでもストーリーを知る事ができます。
本作品、10巻で完結する作品ですから、ゲームのストーリー全てを事細かに追うのではなく、
ムドー戦以降はある程度端折って作品のテンポを重視しています。
(実際のゲームでも、ムドーまでの盛り上がりから一転して、
それ以降ダレる感じがあるので、よい端折り方かもしれません。)
イベントアイテムを入手するための、ボス戦の無いサブストーリーなどは、
(漫画オリジナル展開の)1年間別行動をとる間にクリアしていたり、
その回想シーンで補完したり、といった感じで端折っています。
おかげで主要ボス戦や現実世界の自分との融合などの見せ場が中心となるので、
必然的に少年漫画らしい熱い展開が多くなっています。
ドラゴンクエスト6、ゲームでは「城と戦う」というシーンがありました。
当時から、でっかい城とどうやって戦っているのか、
(呪文はまだ分かるが)城に『飛び膝蹴り』とか体術でダメージを与えられるのか?と疑問に感じていました。
どのようにして戦い、勝ったのかという謎に、漫画版では一つの答えが示されています。
この戦い方なら、まぁ納得。
あと、本漫画ではぶちスライムの「キズブチ」が初期から仲間としています。
モンスター使い的要素を最初から持ち合わせていたのですかね。
(しかし、他のモンスターは一切仲間になりませんが・・・)
最後のデスタムーアとの戦闘でも、このキズブチが大活躍をします。
なんでしょう、ダイの大冒険のゴメちゃんといい、ドラクエ漫画はスライムがキーキャラになる活躍がある傾向ですね。
漫画版ならではのオリジナル展開として、ゲームでは謎となっていた部分を描かれていたりします。
バーバラと黄金竜の関係などを、色濃く臭わせる展開など、
公式(ゲーム中)では明示されなかったが、おそらくそうなんじゃないの?と
考察されていた部分の回答ともとれます。
(本漫画は公式ではありませんが、監修が堀井雄二氏なので準公式くらいの立ち位置でしょう)
10年以上前の作品なので、あまりネタバレを気にせず書きますが、
いちばん最後、ゲームではエンディングに相当する場面で、
バーバラが消えてしまうシーンで、漫画オリジナル展開に持っていきます。
なんとバーバラは消えない!現実の世界に残って主人公と生きていく!
バーバラファンは必見!逆にミレーユファンにとってはどうでもいい展開かもしれませんが。
古本屋で10冊セット1,000円で購入しましたが、ちょうどよい巻数でまとまっていてよかったです。
リメイクのドラクエ6ではこうであって欲しかった。。。という展開も多く、
本作のファンなら一読の価値あり、です。
明日は一人で普通の日を過ごそう・・・
苦しくないさみしい日を過ごそう・・・
相変わらず心が痛くなる漫画です。(誉め言葉)
コミュ障を脱却すべくキャバ嬢になろうとしたり、
マラソン大会で便意と戦ったり、
中学の時、武器商人になりたかった、という過去をもっていたり(黒歴史)、
クラス有志参加のクリスマス会に行こうとしたり(そしてかなり泣きそうな結果になったり)
カフェで待ち合わせ中に(大人っぽいと勘違いし)ブラックコーヒー飲みながら読書。
待ち合わせといっても、作中唯一ともいえる中学時代の友人(彼氏持ち)ですけどね
今回も残念ぼっち非リアコミュ障女子高生健在です。
よくもまぁ、これだけのぼっちネタ、非リアネタ、コミュ障ネタがあったもんだと関心します。
もこっちの作画がカワイイのでなんとか保てていますが、
本物の喪女をリアルに再現したら、誰も買わない漫画でしょうね・・・。
全体的に好きな漫画ではありますが、この4巻に収録されている
弟の高校受験の願書出し忘れた話に関してはぼっちとか喪女とか越えて、
擁護もなんにもできないです・・・。この話だけはちょっと嫌い。
本物のぼっちにとっては読んでて同意できすぎる内容が多すぎて、悲しい思い出が蘇ることも。。。
そして本物のリア充には意味のわからないようなネットネタが多く。
かなり読者を選ぶ作品だとはおもうのですが、なぜか本作品はアニメ化ももうすぐという段階。
もこっちにどんな声があてられ、どんな作品となるのか気になるところです。
第6巻はもこっちのねんどろいどぷち付の限定版も出るようです。
完全予約生産品で、予約締め切りは2013年8月30日。発売は2014年3月22日。
まだ、4巻が出たばかりで5巻もまだだというのに、ちょっと気が早いかともおもいますが・・・
逆に考えると、6巻までは確定している、と。
もこっちのぼっちコミュ障ネタが続くのか、新キャラでも出して作品に広がりを持たせるのか。
私モテ3巻感想はこちら
私モテ2巻感想はこちら
お兄さん好きです!ボクとキスしてください!
シスコン兄の変態行動が中心の漫画、第3巻です。
とはいえ、今回はお兄さんの変態度は出番が少なめです。
純粋すぎる巨乳の天然、長女心奏
ツンデレちっぱい声優、次女詩穂
年齢以上の才を持つロリツインテ、三女姫苺
これでもか、というほどキャラと魅力の住み分けが出来てる、
3姉妹とのほのぼの物語りは継続。
ここ最近はドジっ子と男装してイケメンパティシエの2つの顔をもつ、
ライバルケーキ店の瑞希もよい味を出しています。
肉親以外では完璧にこの娘がヒロインですね。
3巻でははなまる幼稚園の小梅ちゃんも登場!(杏や柊ちゃんもちょいとだけ)
はなまる幼稚園の頃のままの小梅ちゃん。ファンは読んで損はないと思います。
はなまる幼稚園他、同作者のキャラが出てくるのはファンサービス的には面白いですが、
他の漫画を読んでないとキャラや性格を知らないので、多少着いていけない事も。
サービスシーンもちょこちょこありますが、基本的には抑え目。
毎回いろんなドタバタも最後は丸く納める技術はさすがですね。