第71巻から第75巻までのダイジェスト
第71巻
宮田一郎 VS 崔正範(東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ)
木村タツヤ VS エレキ・バッテリー
第72巻
青木勝 VS パパイヤ・ダチウ
鷹村守 VS リチャード・フォックス(WBC世界ミドル級タイトルマッチ)
沢村竜平 VS 間柴了(日本J・ライト級タイトルマッチ)
第73巻
沢村竜平 VS 間柴了(日本J・ライト級タイトルマッチ)
第74巻
沢村竜平 VS 間柴了(日本J・ライト級タイトルマッチ)決着
草野球
第75巻
星洋行 VS プンサク・クラティー
千堂武士 VS ホセ・ラミレス
板垣学 VS 名前不明
板垣学 VS 星洋行
宮田の東洋太平洋フェザー級タイトルマッチから。
終始圧倒して一方的な勝利かと思われたのですが、
リング外の事に気をとられて、一転して大ピンチの展開。
一歩もそうですが、宮田もスマートに勝つことが少ないですね。
宮田は防御力の低さと、試合に対する集中力の低さが弱点といえますね。
試合には勝利しましたが、拳を痛めた(折れた)結果、一歩との試合は延期に。
なかなか2人はぶつかりませんね・・・。
その後は鷹村の防衛戦。・・・と、その前に。木村と青木の試合です。
両者ともに前回引き分けた相手。
弱点は分かってる、と勝利を確信していましたが、
相手もバカではないので弱点を克服したり、長所を伸ばしてきたりしました。
冷静に考えれば、その程度思いつきそうなものですが。
鴨川会長が直属トレーナーじゃないとそんなもんなんですかね。
鷹村の試合は3コマで決着。特筆事項なし!w
ここでの注目は沢村 VS 間柴ですね。
どちらも一歩を相当苦しめた相手。
お互い長身でリーチがある、気性が激しくラフファイトも多いなどの共通点があります。
また、お互いに鴨川ジム関係者ではないので、勝敗が読めないところもわくわくさせます。
間柴の妹久美は、以前に沢村に殴りかかられた過去があり、
そのお返しに、と怒りに燃える間柴。
沢村はどんな手を使ってもチャンピオンになるという執念をもって戦いに挑む。
ゴンクから序盤2Rはどちらのパンチも当たらない、非常にハイレベルな攻防。
このままクリーンファイトが続くかと思われましたが、
3Rからは大方の予想通りに、喧嘩腰のラフファイトへ。
この試合中、沢村は間柴に2発の蹴りを浴びせ、間柴はグロッキー寸前まで追い込まれます。
意識を取り戻した間柴も、お返しとばかりに沢村の左目めがけて頭突きをし、沢村の距離感を殺します。
とんでもない試合は終盤、ダブルノックダウンというお互いギリギリのところまできます。
しかし、妹に拳を出した怒りが間柴の意識をのっとり、
まだダウン中の沢村にパンチを浴びせ、リング下へ転落させます。
試合結果は間柴の反則負け。王者交代。
反則での決着となりましたが、勝ったのはなによりも
一歩を同じ(王者という)景色を見たいという勝利への執念だったのかもしれません。
意識を取り戻した沢村は勝ったことを聞かされ、
その高揚感のままバイクで帰路につきましたが、
高速道路で事故を起こし再起不能に。。。
千堂から一歩へかけられた電話が非常に重い描写になっていました。
どちらも相当の実力者でしたが、まさかこんな結果になるとは予想できませんでした。
これで沢村は物語から退場、間柴も反則のせいでしばらくは出場できません。
やはり悪の道ではチャンピオンになれないという事なのでしょうか。
非常に重い展開から一転、こんどは草野球に。
相変わらず木村、青木はボクシング以外では才能に長けている一面を発揮します。
息抜きとしては結構長めに草野球をやった後、
続いてスポットが当てられたのは板垣。
千堂再起戦いを挟み、千堂のジムの後輩、星と板垣がぶつかることに。
今井との戦いで篠田トレーナーに90点の評価をもらった板垣、
次の試合では完全に格下の相手であるのにパンチを多くもらってしまう。
パンチは見えてる、体の調子も悪くない。だけど避けられない。
勝つには勝ったが、板垣は自分の感覚に違和感を覚える。
ちなみにこの試合、篠田トレーナーは0点の評価。
板垣に不安を残したまま星戦のゴングが鳴る。
この5巻中では鷹村強すぎ、間柴沢村凄すぎ、という印象です。
一歩のライバルキャラ同士の戦いはとても面白いですね。
ヴォルグと千堂なんか、もう一回やったら相当面白いんじゃないでしょうか?
しかし、板垣の今後が気になります。
見えてるけどパンチをもらう・・・鷹村同様、目に不安でもあるのでしょうか。
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