2013年6月29日土曜日
「モモタノハナ」感想 田舎の高校での淡い恋物語
女の子の描き方が好きな感じだったので、表紙買いしてしまった作品。
(ちなみに購入するときの勝手なイメージは百合作品かな?とか思ってました)
主人公の春原桃太が田舎の高校に転校するところから物語は始まります。
春原はパソコンのメル友、ハンドルネームhanaに、
転校してからの学校の様子や日常をメールするのが日課です。
高校ではたまたまマンションの部屋が隣だった冬野うめ、
クラス委員の夏宮さゆり、この二人といろいろな事を経て、少しづつ仲良くなります。
そんな日々の様子もメル友のhanaにメールしていましたが、
メールのやりとりをしていうるちに、同じ高校に通っていると確信します。
そしてhanaは夏宮さゆりか冬野うめのどちらかではないのか?
そんな疑問と期待に胸あふれ、ついにhanaとオフ会で出会うことを決意。
待ち合わせ場所に現れたのは・・・・
と、いった内容。
最終的に誰と結ばれるのか、春原の高校恋物語はまだまだ続く・・・といった感じで締めている作品です。
全体的にゆったりしていて、擬音で表現するならふわふわぽかぽかした内容。
修羅場などもなく、落ち着いた作品です。
悪く言えば意外性の少ない展開、当たり前の展開続きとも言えます。
高校生の恋心ってこんなもんだったかなー、と懐かしい気持ちになりました。
女の子の描き方が、なんというかムチムチしていて好みだったので、
機会があれば同作者の別の作品も読んでみたいと思います。
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