2013年9月22日日曜日
「咲-Saki-阿知賀編 6巻(最終巻)」感想 そこはもうあなたのテリトリーじゃない
一番強い空間支配能力者は誰か!?
大将戦、各人の能力披露。
新道寺:鶴田姫子:リザベーションキー。ダブルエース白水哩が縛りを入れ和了した同じ場の同じ局で、予約時の倍の翻数で和了する。
白糸台:大星淡:他家の配牌を5向聴以下に下げる。自在にダブルリーチをかけ、山の最後、カドの直前で暗槓しその直後に和了する。
千里眼:清水谷竜華:園城寺怜を膝枕していたことで、自身の上がりルートを見られる。使用回数制限あり。
阿知賀:高鴨隠乃:山奥を支配する能力。終盤になるほど能力を発揮、他者の空間支配能力を上回る。
相変わらず、作者はよくいろんな能力を思いつきますね。
いままで能力不明だった隠乃は序盤こそ弱みがあるものの、
場が長引けば誰も届かないかもしれません。
また、作中ではだれも敗れなかったリザベーションキー。
攻略法が思いつかないレベル(とはいえ、能力発動の制限がかなりある)のでこの準決勝敗退は妥当かと。
個人戦では能力発揮できないですしね。
本編では天江衣が空間能力を発揮し、海底撈月を連発してましたが、隠乃の能力はこれを上回る模様。
一応、地方大会の決勝戦より、全国大会の決勝戦の方が強い打ち手が出てくるのはわかりますが、
これもずいぶんチート能力ですね。
天江衣は「牌に愛された子」という表現がされたりしましたが、
隠乃にもなにかそういう表現が必要かもしれません。
結果的に、より強い空間支配能力者が勝つ、という展開。
もはや空間支配能力がないと相手にされない次元の話になってきました。
(スーパーサイヤ人のバーゲンセールみたい)
せっかく竜華も怜のスタンド呼べるようになったのにねぇ。
自分の上がりが見える(上がれないときは見れない)という能力も、
この準決勝でなければかなり強い能力なのに。
相性や登場時期ってのが大きく影響しますね。
ここでは決勝に進出する阿知賀女子学園、白糸台高校の個性・能力を見ることができました。
通常に本編だけでは、咲が目指してる照がどんな能力か、場につくまで分からなかったでしょう。
スピンオフの阿知賀編の意味はこの準決勝にあったのかもしれません。
化け物能力者が勢ぞろいする決勝戦は本編で!
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