2013年12月6日金曜日
「ヤンデレ彼女 12巻」感想 複雑な田中家が少しずつ語られる
最近、なんとなくシリアスが多く、レイナさんの暴力も少なくなっている本作品。
要所要所でレイナさんの怪力は登場しますけどね。
ドM変態な真夜美もその変態っぷりがナリをひそめているので、ちょっと寂しいですね。
12巻前半は社会の窓やら、相変わらずのドタバタコメディやってますのでご安心を。
聖と白鳥がいい感じで進んでいるようで、ほほえましいです。
主人公カップルでもないし、くっつくまでがドラマな感じもあったので、
今後メインになることは少なそうなのが残念。
次にやるなら真夜美と店長のなれそめかなぁ。
後半は終盤に向けてなのか、田中家の謎を解くような展開が多くなってきました。
田中家一族が黒子を見えなかった事で、正体は田中家に関係アリとは思っていましたが。
なかなかのキーキャラでした。
今後の田中家の謎を解読していく過程で、かなり重要な立ち位置かと。
田中パパとかママとかおじさんとか出てきたけど、
家庭が複雑なため、一読しただけではちょっと理解が難しい。
真夜美が家系図を見せてくれたのは、ある意味読者サービスですね。
関係性を整理するのに助かる演出でした。
気になるのは最後のページの田中の言葉。嫌な予感がする。
なんか彼氏彼女の事情でもあったな、何気ない言葉に思えた事だったのに、
彼女側は後にものすごく後悔する若干の鬱展開。
ドタバタラブコメディにシリアスは要らないという人もいると思いますが、
田中家の謎を解く意味では必要なのでしょう。
願わくばハッピーエンドに。
そして真夜美と店長も幸せになるように。
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