2013年3月3日日曜日

「はじめの一歩 41~45巻」感想 鷹村怒る!鴨川ジム初の世界挑戦

努力した者が全て報われるとは限らん
しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!



第41巻から第45巻までのダイジェスト
はじめの一歩(41) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2509巻))
第41巻
板垣学 VS 牧野文人
木村タツヤ VS アルマン・アレグリア
鷹村守 VS モーリス・ウェスト

はじめの一歩(42) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2532巻))
第42巻
鷹村減量苦
一歩 VS 李 龍洙(日本フェザー級タイトルマッチ)3回目の防衛戦
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)

はじめの一歩(43) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2556巻))
第43巻
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)

はじめの一歩(44) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2578巻))
第44巻
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)決着


はじめの一歩(45) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2616巻))
第45巻
鴨川、猫田、浜の過去編



いよいよ鷹村の世界前哨戦!・・・と、その前に。
実力十分の板垣が、プロのラフさ、気迫に負けて苦いデビュー戦となりました。
一歩が一度負けて強くなったように、
おそらく板垣にも早々に負けを経験させる事で強くさせるんじゃないかな、と予想してます。

そして復帰戦の木村。
間柴との戦いで得た「相手を倒す」ということにこだわりすぎて、
ギリギリの判定勝ちとなります。

おかしいなぁ。間柴を追い詰めた時はもっと迫力あったのになぁ。
ドラゴンフィッシュブローとかすごくよかったのになぁ。
強くなったと思ったのになぁ。


鷹村の世界前哨戦は減量失敗から、珍しくピンチになります。
世界の壁というより、減量の壁が鷹村にとってはでかいですね。
しかし、現世界チャンピオンのブライアンホークがニヤニヤと試合観戦していたことから、
それに対する怒りの力で相手を殴り倒します。終わってみれば楽勝の展開。


その後、いろいろあって練習中に青木の眉毛が剃られます。
このあたりから完全に青木はギャグ顔キャラとなっていくようです。


さて、ついに鷹村の世界戦となります。
試合前の練習風景の中心は鷹村の減量苦。
一歩のように必殺技をマスターするでもなく、ひたすら体重との戦いです。
元々の強さから鷹村に必殺技は不要なんでしょう。


そして試合前。冒頭に書いたはじめの一歩屈指の名言が登場。
漫画史上でもベスト10には選ばれる名セリフなのではないでしょうか。

鷹村VSホーク、野生対決!
日本では無敵だった鷹村が初のダメージによるダウン。また意識も飛ぶ。
鷹村のトレードマークである髪型のとさかが崩れるほど
殴られる展開になるとは思ってもいませんでした。


ところで、鷹村が殴られたときにでる「パリッ」という擬音と暗転は、
今後なにかの体調不良(網膜はく離とか?)伏線となるのか?


最後は鷹村の負けられない意地と、自身が会長や一歩他メンバーの想いにささえられていることに気付き、
WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ、ついに決着。表紙がすべてを物語る。最後の下ネタは鷹村だからこそ。

一応、鷹村戦の前に一歩の試合もあるが、完全におまけレベル。



熱い鷹村の世界戦のあとは、鴨川、猫田、浜の過去編。
3人の関係性、当時のボクシングと闘拳、戦後という環境。大いなる先人達の物語。
しかし、猫田が強い。かっこいい。普段「だニだニ」言ってるおじいちゃんからは想像もつかない。


ここの5巻分は内容が濃いですね。
あらすじ書いてるだけで長文となってしまいました。
鴨川ジムのメンバーも青木、木村以外はどんどんレベルアップしている印象です。