2012年12月24日月曜日

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 3巻」感想 アニメ化が決定するも、残念さは増すばかり。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(3) (ガンガンコミックスONLINE)
そういやプリクラとか撮ったことねーや


席替えの恐怖。
文化祭の恐怖。


ぼっちにとっての学校というのは、恐怖のイベントだらけでした。
そんなぼっちの恐怖と悲しさを誇張してギャグにしたのが本作品。
早くも第3巻の発売、さらにはアニメ化ということで。
なんか最近やたらとこの作品の名前を目にするなーと思ったらアニメ化の宣伝の関係があったんですね。


誇張されたギャグが多いですが、『ぼっちあるある』が多数含まれており、
リア充には面白さが伝わらなく、ぼっちには胃と心が痛くなる当作品。

あれ?これ、どこの需要があるんだ?w

主人公は喪女ですが、
「男性にしたらそのままお前らのことだなww」
というような評価もありました。


さて、3巻では2学期、席替えから始まります。
席替えした結果、リア充に囲まれることに。
トイレで席を外してる間にリア充に自分席を使われて、どこにも座るところがなくなる。
なーんとなく経験があるような、経験ないまでも気持ちが分かるこのネタ。
ああ、胃が痛くなります。

文化祭の準備。
手伝い、作業が見つからず、かといって帰るわけにも行かない放課後。
どのように時間を潰すか考える、なんて。なんて・・・。

すいません、なんか悲しくなりました。


全編通してモテないというよりも、友達ができない方面の話が濃い感じがありますが、
モテない事とぼっちな事は類似していますので、気にならないかと。

アニメでは誰がこの悲しい役を演じるのか、
そういう方面ばかりが気になります。

類型100万部突破している当作品。
第4巻は2013年春発売予定だそうです。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2) (ガンガンコミックスONLINE)

2012年12月19日水曜日

「はじめの一歩 16~20巻」感想 チャンピオンとは!

どんな練習をしてようが希望に燃えてようが
リングの上には勝者と敗者、光と影しかねえんだ
それが ボクシングなんだよ


第16巻から第20巻までのダイジェスト
はじめの一歩(16) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1851巻))
第16巻
ゲロ道プロテスト
一歩、家庭の事情でボクシングから遠ざかる~復帰
一歩 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)

はじめの一歩(17) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1881巻))
第17巻
一歩 VS 冴木卓麻 決着
ゲロ道転校

はじめの一歩(18) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1909巻))
第18巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝)

はじめの一歩(19) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1927巻))
第19巻
一歩 VS ヴォルグ・ザンギエフ 決着

はじめの一歩(20) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1956巻))
第20巻
伊達英二 過去回想
鷹村 VS 玉置(日本ミドル級タイトルマッチ)


一歩の戦いを描くだけで1巻分使うようになりました。
戦いの激しさが増すのはもちろんですが、それぞれの思惑、
そしてセコンドの思想、思惑までも描いているので長くなるのは当然といえば当然かもしれません。


ここまでほぼ無敵だった鷹村が、タイトルマッチで珍しくややピンチになります。
減量失敗からの万全じゃないコンディションでの戦い、
そして背負っているもの、チャンピオンとしての重みを描き、
一歩にはまだそれは備わっていないことを教えられます。
ただパンチが強いだけではダメである、と。

次回の一歩のタイトルマッチではこのあたりも重要な要素になるかと。


その一歩はヴォルグ戦に向けて必殺技ガゼルパンチを習得しました。
ようやく一歩にも名前のある必殺技らしい必殺技ができましたね。
そもそも強力すぎるパンチの一つ一つが必殺技だったのかもしれませんが。
青木のカエルパンチもそうですが、必殺技があったほうが少年漫画らしくていいですね!

青木、木村は揃ってA級トーナメント2回戦負け。
日本ランカーですので、実力は十分あるのですが、
鷹村や一歩には劣る印象、そして同階級チャンピオンにも劣る印象ですね。
(チャンピオンはまだ出てきていませんが)

次回はおそらくチャンピオン伊達との戦いになるでしょう。
どのような展開になるか楽しみです。

2012年12月16日日曜日

「進撃の巨人 9巻」感想 アニメ化が決定するも、本編の謎は深まるばかり。

進撃の巨人(9) (講談社コミックス)
結局、巨人はなにものなのか?


ウォール・ローゼが破壊されて大勢の巨人が侵入してくる・・・
というところから9巻の物語がスタート。

壁が破壊されると、巨人を防ぐ手段がなくなり、人類にとって絶望的な状況に・・・。
以前、壁に穴が開いたときは、ちょうど手ごろな岩があったので、
それを巨人化したエレンが持ち上げて移動させて、とりあえず埋めるって感じで危機を乗り越えました。

また、前巻では巨人が壁を作っている(?)という感じの描写がありまして、
これを利用して壁を埋められないか?というのが今回の作戦。
この要素、今後重要になってくるのでしょうか。


今回でさらなる謎として、人類が巨人になったんじゃないの?という雰囲気が出てました。
可能性としては
・進化した人類、つまり新人類が巨人である
・巨人が人類として潜伏している
・人類を巨人化する技術がある

などになるかと思います。


展開は進んでいるけど、解明は全然されていかない本作品。
終わるときは一気に解決していくのでしょうか。

来年はアニメ化も控えているようです。
PVも公開されていますが、立体機動の表現などはアニメならでは。

原作では画が不安定な部分もありますが、アニメでは解消されそうで、
こちらも楽しみです。

進撃の巨人 コミック 1-8巻 セット (講談社コミックス)

2012年12月10日月曜日

「咲-Saki- 阿知賀編 4巻」感想 魔王を止めろ!強豪校の実力

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(4) (ガンガンコミックス)
魔王も普段はかわいいjk


全国1位の高校生、宮永照との対局も終わりました。

連続して上がる照を止めるため、お互い言葉は交わさなくても、
いろんな連携プレイをする展開は熱かったですね。
体力を消耗するのを無理してまで、3巡先を読む、
さらにそれを連続で行う園城寺怜。もうあなたが主人公でいいです!w

この「先を読む」演出は、正直アニメ版の方がよかったですが、
それは漫画とアニメの違いとして楽しめました。


さて、対局が終わると怜は病院へ。
命に別状はないようです。

一方照は控室に戻ってくるときにお菓子を買ってくるなど、
ごく普通の女子高生になっていました。
麻雀の時だけ別人というのは、妹の咲も一緒ですね。

怖い姉というイメージが強かっただけに、意外な一面でした。


さて、対局は進み、松実宥の出番です。
偏るツモ牌を利用したトリッキーな打ち方だけかと思いきや、
相手に合わせて打ち方を変えたり出来るようです。
さすがお姉ちゃん!

あと、白糸台高の弘世菫の相手を狙い撃ちにし、射抜く演出はすごいですね。
のどっちの時もそうですけど、麻雀の中でいろんな事がおこります。


宥の出番は短く、さっさと決着がついて、3人目。
今度の相手は最初の捨て牌が、オーラスの最初にツモってくるという
これまたとんでもない能力。

しかし、本当いろんな能力、特徴を考えつきますね。


実力的には劣っていると思っていた阿知賀の面々も、
対策を講じることで、なかなかの善戦です。
まじで決勝まで行ってしまうのかなぁ。


今回の第4巻でアニメ版を追い越し、
読者が未知の展開部分へとなりました。
本編と絡めて、咲照の姉妹対決、和と阿知賀連中の卓上での再会など、
いろんな部分が楽しみです。

2012年12月6日木曜日

「ももプロZ 1巻」感想 ももクロメンバーの特徴を理解できる教科書!

ももプロZ(1) (ライバルKC)
これはプロレス漫画です。・・・か?w


アイドルグループ、ももいろクローバーZを題材とした漫画です。

本作品はプロレス団体としての架空の団体ももプロ、
その楽屋の話を中心に繰り広げられるギャグ漫画です。

こういう実際のアイドルや芸能人を題材にした漫画というのは
あんまり似ていなかったり、キャラ人気にあやかっただけの駄作になったりする危険がありますが、
これは非常に良くできています。


この秋くらいに「ももいろクローバーZ」というグループを認識し、
メンバーの色と名前くらいは覚えられた私。
その程度のにわかファンに、メンバーの特徴を理解させてくれる漫画でした。


キャラ(絵)が似ている!
実際のキャラの性格が投影されている!
実在のネタが多数ちりばめられている!


ももクロ大好きの友人に読ませて感想を聞きましたが、
「似てる!こんなネタあったわ~ってのがたくさんあった」
とのこと。


最近ももクロを好きになった人が、それぞれのキャラ(性格)を掴むにはとてもよい作品です。
漫画で覚える日本歴史、的な使い方ができますw

また、ももクロという要素を抜いて、
4コマ漫画として考えた場合も楽しめるレベルかと。


ももいろクローバーZは2012年の紅白の出場も決定し、勢いが増しているところです。
発行部数の関係か、売り切れてる場合が多いですが、
ももクロが気になっている人、気になってきている人、
昔から大ファンの人もぜひ読んでみていただきたい作品ですね。


ちなみにこの作品、月刊少年ライバルで連載されているそうです。
雑誌は知っておりましたが、連載作品までは知らなかったので、いい出会いになりました。
いろんな雑誌のいろんな漫画を広く読んでいくべきですね。
ももプロZ(1)限定版 (プレミアムKC)ももいろクローバーZカレンダー2013<姫クロ> ([カレンダー])