2013年12月25日水曜日

「シスプラス 4巻」感想 4人目の妹登場!?

シスプラス (4) (ビッグガンガンコミックス)
妹萌えお色気ハートフルコメデイ作品。
ドタバタしてても、最後は心温まるエピソードで締めるのは、
この作者の得意分野にして最大の特徴と思われます。


今回は王子の妹などの新キャラが出てきましたが、
なんといっても新しい妹スフレの存在にすべて持っていかれました。

スフレちゃんに対して妹好きの兄が甘いのはいつも通りだけど、
末っ子の姫苺ちゃんが姉になるというのは面白い展開。
姫苺が姉と呼ばれることに喜んだり、
兄が末っ子ばかり構うようになったため、いろいろ気を引こうと画策したり。
普段しっかりしているようで、やっぱりちびっ子ですね。
この作品で妹から姉になる上での嫉妬話をやるとはおもいませんでした。


さて、新妹スフレ。ちびっ子特有の直球発言に動揺する次女詩穂を中心に、
ギクシャクした家族関係になってしまいます。
子供ってそういう空気を敏感に感じ取れるんですよね。
元通り仲良くさせる為に頑張るスフレ。そのピュアな気持ちに家族は元通り。

一時的な家族だったと思うけど、すばらしい妹でしたね。
最後、ケーキに合鍵入れる演出はすばらしい。


そんなハートフルな話が多目の今回。

兄や姫苺の暴走は少なめでした。

ぼちぼちキャラも増えてきました。それぞれの出番が減らないようなバランスで進んでほしいですね。

ところで、詩穂ちゃんは風邪の看病する天使っぷりはいいですけど、
他人の家にあがりこんではいけませんよ・・・。
わたしのケーキ屋さん ~ハッピーパティシエライフ~

2013年12月14日土曜日

「干物妹。うまるちゃん  1巻」感想 干物な妹と兄の物語

干物妹! うまるちゃん 1 (ヤングジャンプコミックス)
また、好きな妹物が増えてしまった。

一般的に妹物といえば、「お兄ちゃんだーい好き!」的なものですが、
これはそういった部分は全然ありません。(今後はわかりませんが)

外では完璧、家ではぐーたら。
そんな干物な妹うまると、それに振り回される兄の話です。

完璧な外面というと、真っ先に思い浮かぶのがカレカノですかね。
あれは将来のため、完璧な自分を演出している作品でしたけど、
当作品はぐーたらがバレないよう、完璧な自分を演じてる、という微妙な違いがあります。

さて、このうまるちゃん。外ではどんな感じかというと、
成績優秀、美人、非の打ち所がないという、普通の漫画ならサブキャラレベルのスペック。
しかし、一歩家に入ると体型も2頭身になり、
漫画、ゲーム、ネット、ジュース、お菓子という
一般的ヒキコモリのような状態に。

なんとなく、他人に感じないw

家での過ごし方の選択肢が、
・漫画
・映画DVD
・アニメDVD
・バラエティ番組
・ニカニカ動画
・木曜どうでしょう
・ゲームセンターDX (すべて原文まま)
というあたりも他人に感じない。


こんな妹、きっとかわいいとは思うけど、実際に自分の妹だったらウザいんだろうね

そんなうまるちゃんも1巻最後では、さっそく学校の同級生に
家でぐーたらしているのがバレる。
今後、どんな展開になるのか。

勢いのある作品なので、失速せず続いて欲しい。
干物妹! うまるちゃん 2 (ヤングジャンプコミックス)

2013年12月13日金曜日

「勤しめ! 仁岡先生 8巻(最終巻)」 子供嫌い教師物語、感動(?)のフィナーレ

勤しめ! 仁岡先生 (8)(完) (ガンガンコミックス)
連載8年にして最終巻。
結局、仁岡先生は中学生を滅ぼすことは出来なかった!(あたりまえ)


今回は幼少の時の変なあだ名(通り名)が出てくる。
『最強の龍』『最強の虎』『虫捕りの餓狼』(すべて虫捕り)
『ミスライトニング』『将軍(ジェネラル)』(百人一首)

さすが仁岡先生、一人プレーは何でもマスタークラスですね!
変な喋り方、変な表情、そしてその変な病気(?)が伝染してみんなも変な顔になる。
なんだこりゃw
この8巻では急に顔芸(変顔)が多かったです。


学園物としてはよくある卒業式エンドではなく、
勢いのあるまま、続編も可能な状態で最終回を迎えた。

そのせいか、寂しさや喪失感もなく、気持ちよく終わった印象。
別の言い方をすると、いつの間にか終わった印象。


この作品は4コマ漫画なんですが、言葉遊びが多いせいかセリフが長く、
読むのに結構時間がかかるので、若干お手軽に読める感は減る。
その分密度濃度は非常に濃いのだが。

前半ではトラブルなり物語のキッカケを作っていた変態校長や、河原姉弟だったけど、
後半~終盤では生徒側に登場キャラが増えた結果、出番が減ったイメージ。
教師人にもっと出番あってもよかったなぁ。

とはいえ、登場人物のキャラ崩壊もなく、ネタも丁寧でよく作りこまれている作品。

勢いのあるまま8巻分を走り抜けた作品。
高水圧洗浄機(50Hz)K-1120 E-139-50

2013年12月6日金曜日

「ヤンデレ彼女 12巻」感想 複雑な田中家が少しずつ語られる

ヤンデレ彼女 (12) (ガンガンコミックスJOKER)

最近、なんとなくシリアスが多く、レイナさんの暴力も少なくなっている本作品。
要所要所でレイナさんの怪力は登場しますけどね。
ドM変態な真夜美もその変態っぷりがナリをひそめているので、ちょっと寂しいですね。


12巻前半は社会の窓やら、相変わらずのドタバタコメディやってますのでご安心を。
聖と白鳥がいい感じで進んでいるようで、ほほえましいです。
主人公カップルでもないし、くっつくまでがドラマな感じもあったので、
今後メインになることは少なそうなのが残念。
次にやるなら真夜美と店長のなれそめかなぁ。


後半は終盤に向けてなのか、田中家の謎を解くような展開が多くなってきました。
田中家一族が黒子を見えなかった事で、正体は田中家に関係アリとは思っていましたが。
なかなかのキーキャラでした。
今後の田中家の謎を解読していく過程で、かなり重要な立ち位置かと。

田中パパとかママとかおじさんとか出てきたけど、
家庭が複雑なため、一読しただけではちょっと理解が難しい。
真夜美が家系図を見せてくれたのは、ある意味読者サービスですね。
関係性を整理するのに助かる演出でした。


気になるのは最後のページの田中の言葉。嫌な予感がする。
なんか彼氏彼女の事情でもあったな、何気ない言葉に思えた事だったのに、
彼女側は後にものすごく後悔する若干の鬱展開。

ドタバタラブコメディにシリアスは要らないという人もいると思いますが、
田中家の謎を解く意味では必要なのでしょう。
願わくばハッピーエンドに。
そして真夜美と店長も幸せになるように。

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2013年12月5日木曜日

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  5巻」感想 もこっち2年生編へ

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  (5) (ガンガンコミックスONLINE)
丸太で吸血鬼殺しそうな風体だな

テレビアニメも思いのほか好調だった私モテ。
漫画は先日第5巻が発売されました。
ねんどろいどぷち付の6巻も、来年の発売が確定していますし、
テレビアニメ2期の可能性もありますね。

さて、本編の感想。
卒業式でぼっちらしき卒業生と一瞬の交流を経て、
少しだけ思うところがあったもこっちですが、結果は変わらず、ぼっちのまま。

もこっち2年生へ。1年生には弟が入学。
姉ぼっち、弟リア充の構図が完成。ああ、残念な姉よ・・・。

2年生編ということで、自己紹介からスタート。そして盛大にスベる。
2年生でもぼっち確定かと思いきや、声をかけてくれる人が。
1年でも同じクラスだったネモこと根元。
・・・もこっちに声をかけてくれる、その天使のような根元よ・・・
・・・なぜ1年生のときに声をかけてくれなかった・・・

もこっちの性格からすると、声をかけてもらったところで、変化はあまり期待できなかったかもしれませんがw

これまでよりも少しだけ残念成分が減っているように感じるのは、
学校で会話するシーンが増えているからかもしれない。

その他のエピソードではテスト勉強として一人カフェをした結果、
仕事をサボってるサラリーマンの一時の交流があったり、
これまでとは違う一面が見え始めます。
じょじょにぼっち卒業か!?


しかし、そんな簡単に行かないのが学校生活。
2年の担任になった女先生は、容赦なくもこっちを打ちのめします。
「友達作る努力しなさい」と言われても・・・。性格的なことですし・・・。

海外では「これは重大な病気だ。なぜ日本人は騒がない?」
という旨で話題になっていたような。

まぁ、こういう全員同じでないと満足しない。生徒の気持ちや理由を理解せず、
己の正義心のみで行動する教師っていましたよね。
うっとおしかった事この上ないw


新キャラや新展開が多くありました。
実社会でも、学校ではうまく溶け込めなかったけど、
社会でたら思いのほか成功している人もいますし、
もこっちも最終的にはそういう方向に行くのかもしれないですね。

これまで同様、痛いネタは多いのですが、
これまでのとはちょっと違った感じの痛さに思えます。
ちょっと下ネタが多かったかも。

まだまだぼっちワールド。これからも期待!


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! ねんどろいど 黒木智子 (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア)TVアニメ 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  」 オープニングテーマ 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い 」【初回限定盤】

2013年10月12日土曜日

「キン肉マン 44巻」感想 ロビンの戦いはやっぱり熱かった!!

キン肉マン 44 (ジャンプコミックス)

私は良き友に恵まれ 良き弟子に恵まれた


本巻はバッファローマンとロビンマスクの戦いが収録。
現在連載中のキン肉マンは過去の設定を持ってきたり、
懐かしい技が連発されたり、思わず熱くなる展開が多いので、読んでいてたのしいです。


まずはバッファローマンの戦いから。

ボロボロにされ、むき出しにされたバッファローマンの体中の1000の傷が、
右側のロングホーンに集まり、伸ばしていく・・・!
そういえばそんな技でキン肉マンを苦しめましたね。

おそらく本気(本能?)が出たバッファローマンの強さの秘密を探る為、
動きを止めるためにグリムリパーが使用した技はサンダーサーベル。
「完璧超人 秘奥義」と言ってるので、ネプチューマンの専用技じゃなかったんですね。
完璧超人の全員が、ではないでしょうが、有る程度の強さある超人なら使えちゃうのでしょうね。

さて、この本気になったバッファローマン、超人強度は8000万を越えるようです。
・・・それって王位争奪編でのラスボス以外全部勝てちゃうんじゃないの???

そんな敵無しの強さによるハリケーンミキサーからの超人十字架落としのコンボでバッファローマンの勝利。
やっぱりパワフルで強くなくっちゃ!

王位争奪編で登場した、ちょっと地味な超人十字架落としの威力は凄いようですね。


完璧超人の敗北は死という掟にしたがい、とどめを刺すよう促すグリムリパーと
キン肉マンの声に少し戸惑うバッファローマンでしたが、
とどめを指し「この戦いは甘さが命取りとなる」と言い残し、
スプリングマンの頭を抱え去っていきました。
タッグマッチでしたが、生き残ったのは一人。
しかし、この戦いでは2000万パワーズの必殺技、ロングホーントレインが見れたのが非常によかったですね。
復活した悪魔超人ひ必殺技は懐かしく、熱くなるのがよかったです。

結果、悪魔超人で生き残ったのはバッファローマンとブラックホールの2名。
「あのお方」の正体についてはここでは触れず仕舞い。
悪魔将軍じゃないのかなぁ・・・。





続いてはロビンマスクの戦い。
過去にはキン肉マンに負け、再起不能といわれ、
私怨からウォーズマンを育ててキン肉マンにけしかけたロビンですが、
いつの間にか再起不能から復活して、
正義超人のリーダーとして、長いことみんなをまとめてきました。

経歴を考えたらよくリーダーになれましたね・・・。


テクニックの応酬となりつつあるロビンVSキン肉マンネメシス。
そして放たれるロビン流アイス・ロック・ジャイロ!

マンモスマンが隠していたの最後の必殺技であり、
直後にロビンにマネされ、あの一回きりと思われた技が再び!
王位争奪編ではその後、超人預言書と共にロビンが消えるという、
感動のシーンも含めて思いで深い技です。

・・・でもネメシスには効きませんでしたけどね。


技が効かなかったネメシスは完璧超人のルーツについて長々を話し始めます。

簡単にまとめると、神々が超人を作ったけど争いが増えたから
超人をカピラリア七光線で全滅させようとした。
「勝手に作って勝手に滅ぼして、それでいいのか?中にはよい超人もいるぞ?」
「じゃあそいつらは残そう。」
で、生き残った超人が完璧超人のルーツ、という。

プリズマンが使用してたカピラリア七光線(レインボー・シャワー)って
こんな古くからあったんですね。しかも超人全滅レベルの技として。


ともあれ、完璧超人は神に選ばれた存在である。
絶滅したはずの超人が長い年月の中で復活している。
それを殲滅するのが目的っぽいです。

一通り語ったあと、再び技の応酬。
キン肉ドライバーに似たネメシスドライバー、
アノアロの杖使用によるユニコーンファイヤーヘッド、
ネメシスのバトルシップ・シンク。

キン肉マンネメシスの技がロビンを上回ります。

ロビンスペシャルも返され、追い詰められるロビン。
鎧を脱いで本気になったロビンは新技のタワーブリッジネイキッドを決める。
さすがにネメシスを苦しめたようですが、決着には至らず。
未完成技、ブリティッシュ・スティール・エッジも不発で幻の技に。

全ての手を出し尽くし、再びバトルシップ・シンクをかけられたロビンは
ウォーズマンに遺言ともとれる言葉を残す。


おまえには私の全格闘技術はもちろん 思考法からクセまですべて託してある
いいかウォーズマン もしもこの先・・・ 私に何かがあった時は
おまえが私の代わりを努めろ!おまえならそれができる!
より良き正義超人界のために 友のために 私の意志を継いで闘うのだ
我が愛弟子ウォーズマンよ!



そしてバトルシップ・シンクを決められるロビン。
これで決着か?果たして生死は?
・・・次巻に続く。


うーん、ロビンの戦いが熱い。マンモスマンの時もよかったけど。
最後は友情だのキン肉マンや他のメンバーにあえてよかっただののセリフが熱い。
ウォーズマンにロビンの代わりにリーダーが務まるかは疑問ですが、とてもよいセリフでした。
コミックの帯の「超人師弟、復活!」とはこのセリフを指していたんでしょうね。

バッファローマン&スプリングマンに続いてダッグマッチか?とかも思ったのですけど。


しかし、当初からリーダー格のロビンが負けるとは考えにくかったですが、
相手もリーダー格であることが不安要素でした。
王位争奪編でもマリポーサというリーダー格に勝っていることから、
なんかしらして勝つと思ったのですが。
いや、まだ決着ついてませんけどね。でも、たぶんね。

仮にここで死んでも、漫画の性質上最後は生き返るんだろうなぁと思ってしまうのが悪いところ。
もっと少年のピュアな心で読まないといけませんね。

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2013年10月5日土曜日

「はじめの一歩 96~100巻」感想 王者として戦え!全部背負ってリングに立て!

練習はボクを裏切ることはなかった。
でも、今回はボクが練習を裏切ってしまった。

第96巻から第100巻までのダイジェスト

はじめの一歩(96) (少年マガジンコミックス)
第96巻
一歩 VS 小島寿人(日本フェザー級タイトルマッチ)準備編

はじめの一歩(97) (少年マガジンコミックス)
第97巻
一歩 VS 小島寿人(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
鷹村守 VS ピーター・ラビットソン(WBC世界ミドル級タイトルマッチ)
鷹村 VS 伊達、千堂、間柴、冴木、小橋(泥酔による喧嘩)

はじめの一歩(98) (少年マガジンコミックス)
第98巻
板垣学 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝戦)

はじめの一歩(99) (少年マガジンコミックス)
第99巻
板垣学 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝戦)

はじめの一歩(100) (少年マガジンコミックス)
第100巻
板垣学 VS 冴木卓麻(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝戦)決着
木村タツヤ VS ???(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝戦)
青木勝 VS 伊賀忍(A級ボクサー賞金トーナメント 決勝戦)



鷹村が帰ってきて一歩にアドバイスを送る。
今まで、常に挑戦者の精神だった一歩は、ここで初めて王者として戦うのでしょうか。
似たようなことでは、ハンマーナオとの戦いがありましたが、
あれは先輩として戦った、という気がしますし。

しかし、準備編がながい。
95巻、96巻とたっぷり時間かけました。
デンプシー破りを公言しているわけではなく、
目立った対策を立てるわけでもないのに、ずいぶん練習に注目させたものです。

いよいよ始まった一歩の試合は両者1発ずつのパンチで終了。
いままで1発KOはなかったけど、一歩のパンチの破壊力がとんでもないのは
海とかで青木に放ったパンチなどで証明済み。
こういうのはもっと早くにやっておくべきだったのでは。
チャンピオンになる前とかにね。

続いて鷹村戦。あっさり勝利。
イーグル戦以降、マジメに試合描写がないが、いつもパンチ一発で勝っている。
とはいえ、妙にピンチがあったり、
逆に一発でしとめようということに執着していたり、
また、この試合では12Rの鷹村の右目が白抜きで表現されていたり、
網膜剥離伏線と思えることは散りばめられている。

網膜剥離だとすると、距離感がなくなっていてパンチをもらう理由も、
駆け引きが難しいから一発にこだわる理由にも繋げられる。

ホーク戦で殴られたときの「パリィ」という効果音やら、
今回の右目白抜きやら、伏線はたくさん散りばめられている。
今後どうなる鷹村。


試合後、鷹村 VS 伊達、千堂、間柴、冴木、小橋という喧嘩。
引退組もいるとはいえ、プロボクサーが喧嘩はまずいですよw
しかし、間柴は他人と絡むようになったなぁ。人間的に成長したんでしょうね。


引退の影がちらつく青木、木村、トップを狙う板垣のA級トーナメント開始。
板垣は唐沢といい、今回の冴木といい、
一歩が戦った相手を順番に越えていく展開なのでしょうか。

パワーファイターよりの作品でしたが、
板垣以降スピードファイター優遇な感じがみてとれますね。


新旧スピード対決と銘打ったしあいがスタート。
板垣の独壇場と思われた『集中時の相手がスローモーションに見える特技』
が通用しない・・・。冴木も同じ能力の所有者だった。

じゃあなんで一歩や千堂に負けたんだよ・・・。
少なくもとも、あの能力の前に一歩や千堂が勝つ絵が浮かばないんですけどね・・・。

同じ土俵に立ったスピード対決はキャリアVS才能の流れに。

しかし、新たな能力、アリ・シャッフルを含む無意識のフェイントで相手を翻弄する板垣。
そのフェイントは視界と逆に動く為、冴木は付いていけず。
目の前から人間が消えるを体感し、スピードスター、散る。
一歩に負けた再登場キャラの中では、かなり実力ある描かれ方だったのに、残念です。


木村は判定負け。青木もバロン栗田率いる伊賀に負ける。
会長の「選手の負けにするな!我々セコンドの負けにしろ!」というセリフ。

選手は負けていないという論法からすると、青木が再起するのか、
木村が階級上げてチャレンジするのか、大穴で間柴が相手をするのか。
・・・試合後の鷹村の態度から考えると引退の考えを撤回した木村が・・・
というのがスマートかな。鴨川メンバー以外では意味がないでしょうし。


なんだかんだ言って鷹村はジムメイト想いなところがあり、そこも魅力なんでしょう。
だから青木なんかはあんだけ虐められても付いていく部分があるのでしょう。
その青木・・・今回の負けで引退をするのでは・・・と。
まわりの引退に悲しんでいたのがフラグとなるのか。



さて。はじめの一歩も100巻まで読み進めました。
今後の一歩の世界挑戦は?

鷹村の6階級制覇は?網膜剥離は?
青木、木村の進退は?

板垣はどこまで上れるのか?
そして一歩と宮田の対決は本当にもうないのか?
千堂、間柴などの味のあるキャラの今後は?

いろいろと気になる部分が多すぎます。
・・・200巻までいっても終わらないんじゃないでしょうかw

今後もたのしみに読み進めます

2013年9月23日月曜日

「無邪気の楽園 4巻」感想 さすがにそろそろマンネリか?

無邪気の楽園 4 (ジェッツコミックス) 無邪気の楽園 ドラマCDつき限定版 4 (ジェッツコミックス)
せっかく小学生に戻れたのに・・・


今回もいろいろなシチュエーション(のエロ)が出てきます。

サヨがキスすると子供ができると思っていて、案の定主人公が勘違いするシチュ。
小学生女子が無邪気に男の体に興味持ち始めたり、
腐った親戚の姉ちゃんが無邪気に男性の体に興味持ち始めたり。
(・・・でも小学生の肛門開発しちゃだめですよ・・・)

もうひとりの親戚のお姉さんと一緒に風呂に入ることになったり、
奈子の家で、奈子と一緒にシャワー浴びることになったり。

理科室で勘違いして服をぬぐこよみと2人っきりになったり。
真夏のSMごっこなどは、今後の趣味の芽生えとして影響を与えてきそうw

あいもかわらずラッキースケベの枯渇がまったくない漫画です。


しかし、さすがに4巻ともなると、マンネリ化もあり、
「そんなこと起こらねーよ!ww」
と思える無茶なパターンも出てきちゃいますね。基本オチは一緒ですしね。


「今の知識と記憶を持って、小学生時代に戻れたらどんなにすばらしいだろう」
「そうしたらもっと違った人生を歩むんだ!」

という、夢というか、希望のようなものを叶えてくれる点で1巻の勢いはすごかったのですが、
全体的には「人生やり直している!」という観点はほとんどなくなりつつありますね。

3巻で猛勉強する描写があったので、それキッカケで
(ニートにならず)人生再チャレンジの方向に進むのかと思ったのですが、そうでもなく。


正直、小学生のエロ頼りの漫画になってきてしまっています。
前述のとおりエロ要素以外にも惹かれる要素がある漫画だったので、
このままただの小学生パンチラ漫画化になるのは避けてほしいなぁという希望。


小学校の時、体育の着替えは男女一緒だったなー
スカートめくりとかやってるヤツいたよねー
放課後、空き地とかそういう場に集まって遊んでいたねー

といった、ノスタルジック要素も面白いポイントで。


とはいえ、出てくる女の子はかわいいですし、
マンネリ化しているとはいえ、決してつまらないわけではないのですが、
1巻の頃のパワーと比べると、どうしても後ろ向きな意見が出てしまうのです。
無邪気の楽園 1 (ジェッツコミックス) 無邪気の楽園 2 (ジェッツコミックス) 無邪気の楽園 3 (ジェッツコミックス)

2013年9月22日日曜日

「咲-Saki-阿知賀編 6巻(最終巻)」感想 そこはもうあなたのテリトリーじゃない

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A (6)(完) (ガンガンコミックス)
一番強い空間支配能力者は誰か!?


大将戦、各人の能力披露。
新道寺:鶴田姫子:リザベーションキー。ダブルエース白水哩が縛りを入れ和了した同じ場の同じ局で、予約時の倍の翻数で和了する。
白糸台:大星淡:他家の配牌を5向聴以下に下げる。自在にダブルリーチをかけ、山の最後、カドの直前で暗槓しその直後に和了する。
千里眼:清水谷竜華:園城寺怜を膝枕していたことで、自身の上がりルートを見られる。使用回数制限あり。
阿知賀:高鴨隠乃:山奥を支配する能力。終盤になるほど能力を発揮、他者の空間支配能力を上回る。


相変わらず、作者はよくいろんな能力を思いつきますね。
いままで能力不明だった隠乃は序盤こそ弱みがあるものの、
場が長引けば誰も届かないかもしれません。

また、作中ではだれも敗れなかったリザベーションキー。
攻略法が思いつかないレベル(とはいえ、能力発動の制限がかなりある)のでこの準決勝敗退は妥当かと。
個人戦では能力発揮できないですしね。

本編では天江衣が空間能力を発揮し、海底撈月を連発してましたが、隠乃の能力はこれを上回る模様。
一応、地方大会の決勝戦より、全国大会の決勝戦の方が強い打ち手が出てくるのはわかりますが、
これもずいぶんチート能力ですね。


天江衣は「牌に愛された子」という表現がされたりしましたが、
隠乃にもなにかそういう表現が必要かもしれません。

結果的に、より強い空間支配能力者が勝つ、という展開。
もはや空間支配能力がないと相手にされない次元の話になってきました。
(スーパーサイヤ人のバーゲンセールみたい)


せっかく竜華も怜のスタンド呼べるようになったのにねぇ。
自分の上がりが見える(上がれないときは見れない)という能力も、
この準決勝でなければかなり強い能力なのに。
相性や登場時期ってのが大きく影響しますね。


ここでは決勝に進出する阿知賀女子学園、白糸台高校の個性・能力を見ることができました。

通常に本編だけでは、咲が目指してる照がどんな能力か、場につくまで分からなかったでしょう。
スピンオフの阿知賀編の意味はこの準決勝にあったのかもしれません。

化け物能力者が勢ぞろいする決勝戦は本編で!

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2013年9月11日水曜日

「山賊ダイアリー 1巻」感想 読めば鳩が食べたくなってくる!

山賊ダイアリー(1)
罠仕掛けるのにも免許っているんですね


様々な職業や日常の生活を漫画にした作品がありますが、
これは猟師生活の日常を漫画にした作品。

猟師、なんてきくと、雪山でウサギやキツネを撃つ、
熊みたいなおっさんを思い浮かべがち(いわゆるマタギ)ですが、
免許さえとれば、見た目普通の兄ちゃんでも猟師になれます。


この漫画を読むと、猟銃関係の免許を取得方法、獲物の狙い方、罠の仕掛け方、
狩猟で山中深くに入った後、迷子になったときの対処法、
獲得した獲物である鳩のさばき方、蛇のさばき方など、
都会生活ではまず使わない知識を得られる面白い漫画。

鳩の羽をマンションのベランダで毟るなんて、
通常知らない、知らなすぎる知識です。


また、「田んぼや畑が野生動物に荒らされて困ってる。野生動物を捕まえる」
という話。ニュースなんかで見かけたりしたことがありましたが、
捕まえる為に罠を設置する、という行為は、罠免許を持っていないとダメ、
つまり、無免許の農家のおじさんが勝手に罠をやっちゃダメなんですね。

これもまったく知りませんでした。


安易な萌え漫画に流れがちな昨今ですが、
こういうドキュメンタリー風漫画はなかなか面白いです。
雑学好きな人は、いろいろな知識が増えるのでよいか、と。
ちょっと鳩とか食べてみたいと思ってしまいます。(自分で捌くのはイヤですがw)

スーパーライフル 3 U10ジュニア スコープタイプ (10歳以上エアーソフトガン) 栄工業 捕獲器ジャンボRB61 RB-1

2013年8月30日金曜日

「はじめの一歩 91~95巻」感想 この人は少し・・・口がすぎる

第91巻から第95巻までのダイジェスト


はじめの一歩(91) (少年マガジンKC)
第91巻
一歩 VS ウォーリー

はじめの一歩(92) (少年マガジンKC)
第92巻
一歩 VS ウォーリー

はじめの一歩(93) (少年マガジンKC)
第93巻
一歩 VS ウォーリー決着
板垣学 VS 唐沢拓三(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)

はじめの一歩(94) (少年マガジンKC)
第94巻
板垣学 VS 唐沢拓三(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)決着

青木 A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦勝利
木村 A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦勝利

はじめの一歩(95) (少年マガジンKC)
第95巻
一歩 VS 小島寿人(日本フェザー級タイトルマッチ)準備編



一歩 VS ウォーリー。
鷹村曰く「打ちやすい角度から打って、逃げやすいところに逃げているだけ」という野生児ウォーリー。
その打ちやすいパンチは千堂のスマッシュや間柴のフリッカーのようなパンチ、
そして逃げやすいところに移動するスピードは宮田や板垣レベル。
さらには人並みはずれた跳躍力、ロープを利用した移動などに翻弄され、
まともにパンチを当てられない一歩。

ようやく追い詰めたコーナーですら楽々と抜け出されてしまう。

一歩、予想以上の大苦戦!

その、あまりに何も出来ない一歩は最低限の目標を立てる。
それは相手に触れること。倒すでもリバーブロー入れるでもなく、ただ触れる。
最初は1回。その次は1R中に5回触れる・・・
あまりに低い目標をこなす、もはや完全に挑戦者状態の一歩。

触れる数合計12回。全て左のボディブローの位置。
見た目も威力もない、触れただけだったそのパンチは、鴨川会長より受け継いだ『鉄拳』。
ウォーリーの動きを確実に奪っていた。

ちょっと主人公補正が入っている気がしますが、
天才を努力(普段の積み重ね)が打ち破りました。

経験を積んだらこの天才ウォーリーはリカルド・マルチネスに勝てるんじゃないでしょうか?


しかし、直接闘ったわけではないですが、
鴨川とミゲルもなかなかよいライバル関係ですね。
ただ、ウォーリーが一歩とやらないとなると、もう登場の機会はないでしょうね。

さて、たまに某巨大掲示板などで一歩が殴られまくる画像が貼られていたりするので、
せっかくなのでこのウォーリー戦で一歩が殴られた数を数えてみました。
90巻で殴られた数、1発。
91巻で殴られた数、29発。
92巻で殴られた数、59発。
93巻で殴られた数、5発。
合計94発
(殴られた描写、効果音でカウント。ガードの上から等を除いたクリーンヒット数)

すごいですね。94発も殴られてダウンゼロですからね。



さて、かつて一歩が優勝したA級ボクサー賞金トーナメント、これに板垣が挑戦します。
1回戦の相手は一歩が闘ったことのある唐沢。
デンプシーロールが代名詞になったころの一歩と闘って、
デンプシーロールを使われないまま負けた人なので、
いまひとつ印象も薄く、強いイメージもありません。

正直、板垣のカマセ犬っぽいですが、
板垣も相手を倒すパンチを持っていないので、注目は何Rで倒せるか、という点。


この試合ではドラゴンフィッシュブローやウォーリーのロープーワークをラーニング。
さらに板垣の能力がアップ。

才能の差を経験の差で埋めようとした唐沢も、残念ながら才能には及ばず。
最後は左の積み重ねでKO。
もう、一歩でも勝てないんじゃないでしょうか。。。


その後、青木、木村の試合がありましたが、1コマで終了。
扱いがかわいそうです。


一歩は久々の防衛戦が決定。
相手は小島寿人。2回級上の選手。
特に目立って強そう、という事はないのですが、
一歩の弱点に気付いていそうな感じ。

言葉だけで終わらなければいいのですが。


一歩が勝つのも、板垣が勝つのも、なんとなくチート臭くなってきました。
こうなってくると、青木あたりの試合をちゃんとやったほうが面白そうではありますね。

その青木の次の相手のトレーナーは、まさかのバロン栗田
94巻で79巻以来の再登場です。一応トレーナーとして腕があることになってますが・・・。
どんな感じの試合になるんでしょうかね。

2013年8月22日木曜日

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! アンソロジー」感想 本編同様胸が痛くなるアンソロジー

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! アンソロジー (ガンガンコミックスONLINE)
なぜか海外で人気が出たワタモテ。アニメも好評なようです。

普段、アンソロジーには手を出さないのですが、
今回は書店の見本書で冒頭を読んで購入決定。
おためし読みって大切ですね・・・。


本編が『喪女あるある』『学校ぼっちあるある』の作品なので、
すでに世界観はしっかりしていて、その世界観を壊さずに描きやすいという点がマッチし
本アンソロジーのクオリティに繋がったのかもしれません。

「(本編を読んで)あー、こんなことあったなー。そういや私もこんなことがあって~・・・」
この後半部分を漫画にしました、という感じ。

鬱エピソードがさらなる鬱エピソードを思い出し、鬱スパイラルに陥る!

(エロではない)二次作品を生みやすい舞台、キャラクターの漫画だったんですね。

アンソロジーで普通に面白い!と思えた作品でした。


本作品内での主なもこっちの残念行動、残念妄想まとめ
・女性ホルモンを分泌させるためび部屋の照明をピンクに
・弟が自分を好きだと思い込み、無駄に積極的に
・迷惑メールを利用して、たくさんの男に言い寄られてるモテる女を演出
・ゆうちゃんの体と入れ替わったことをいいことにメスの体を堪能
・中二のとき、中二病全開の妄想小説を書く。


本作品に参加した作者(敬称略)
・堂本裕貴
・唯浦史
・うらのりつ
・ねこクラゲ
・柊裕一
・紙一重
・倉藤かずき
・大久保樹
・林ふみの
・保純
・佐倉きりお
・水沢あゆむ
・加藤よし江
・君塚力
・ふじ
・小窓一

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (6) 初回限定特装版 ねんどろいどぷち付き (SEコミックスプレミアム)TVアニメ 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  」 オープニングテーマ 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い 」【初回限定盤】TVアニメ 「 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  」 エンディンググテーマ 「 どう考えても私は悪くない 」

2013年8月17日土曜日

「ワンパンマン 4巻」感想 S級ヒーロー現る

ワンパンマン 4 (ジャンプコミックス)
適当でええんじゃ 適当で 土壇場こそ な
結果は変わらん それがベストなんじゃ


帯を見ると、類型130万部突破とあります。
web漫画の単行本化の基準がよくわかりませんが、
わざわざ帯に書くくらいですから、よいペース、よい発行数なのでしょうね。

過去にもweb漫画が単行本になることはよくありましたが、
こういう形でリメイクされて、という例は初めてですかね。



ヒーロー協会が登場してからというもの、
新人潰しだったり、内部での足の引っ張り合いだったり、
組織の腐ったところを見る機会が多かったですが、
今回登場するバングさん(ヒーロー名 シルバーバングS級7位)はまともそう。
S級クラスになると、人柄もしっかりしてくるみたい。
老兵は強く、渋く、かっこよくあってほしいものです。


今回呼ばれた事件は隕石が降ってくるというものだったので、
バングさんのおいしい出番は当記事冒頭のセリフのみでしたが・・・。


その他に新登場のヒーローはぷりぷりプリズナー(S級17位)。
ただのゲイです。
ターゲットを(性的な意味で)襲ってしまうから、万年服役中らしい。
しかし、美少年(?)のピンチには脱獄して駆けつける!

服役、脱獄をしていてヒーローとはこれいかに?


バングさんはまだ戦闘描写がないので、
S級の戦闘はこれからが初めて。
(一応ジェノスもS級ですけど、新人ですし、
 詰めが甘かったり強敵相手に結果を出せていないので)


作品としては主人公のサイタマがどんな敵でもワンパンで倒してしまうので、
いかにして現場への到着を遅れさせるか、
他の強いキャラを負けさせることで、敵の強さを引き立てさせるか、
そういう面が多くなってしまいますね。

ギャグ漫画ですから、深く考えずに楽しめるのは非常によいです!

ワンパンマン 1 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 2 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 3 (ジャンプコミックス)ガシャポン HG ドラゴンボール改21 ~超サイヤ人対超サイヤ人編~ 亀仙人

2013年8月11日日曜日

「ももプロZ 3巻」感想 ももクロメンバーの性格、言動がギャグに昇華!!

ももプロZ(3) (ライバルコミックス)ももプロZ(3)限定版 (プレミアムKC)
ももクロをもっと好きになれる4コマギャグ漫画


・高城れに(紫):交換会用のクリスマスプレゼントをドンキホーテのビニール袋に入れたまま持参
・玉井詩織(黄):食べ物と夏菜子のことばかり
・百田夏菜子(赤):登場時に「うひょ」の効果音。あと、愛すべきバカ
・佐々木彩夏(桃):なにかとオチは「あーりんだよ」
・有安杏果(緑):マジメで話が長い

今回好きだった話は、「おみこし」知らない杏果に
知っていることで優越感に浸った夏菜子が、おみこしはどういうものか教える話。

「おみこしに乗る人は「うひょー」って乗って
 乗せる人は「ソイヤソイヤ」って乗せるの」

こんな説明でわかるか!!w

柱書きの
「この日本で「おみこし」という言葉を知る機会を17年間逃し続ける神業!
というのはマジネタからなのか?
(モノノフの皆様からの情報がほしいです)



また、この3巻に収録されてる、ももクロZメンバーによる、
ももたんのライバルキャラ考案の話は取材した事実を基にしていて、
「ああこういうこと言いそう、やりそう」
というのが盛りだくさん。

もともと、メンバーの面白い言動や行動をネタにしている本作品にとって、
こういう取材(?)形式の話は、ピッタリかもしれません。
単行本に毎回こういうのを収録してほしい。


ももクロの事を知ってれば知ってるほど、より面白くなるギャグ漫画です。
本作品未読のモノノフの皆様は是非。

3巻の限定版には「しおりんの黄色いハンカチ」がついてくるのでこちらも是非!



ももプロZ(1) (ライバルコミックス)ももプロZ(2) (ライバルコミックス)