2013年1月25日金曜日

「はじめの一歩 31~35巻」感想 追われる者の立場、一歩初防衛戦

強いって何か それが分かるまで ボクは挑戦者だ!


第31巻から第35巻までのダイジェスト
はじめの一歩(31) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2219巻))
第31巻
木村達也 VS 間柴了(日本J.ライト級タイトルマッチ)練習編

はじめの一歩(32) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2241巻))
第32巻
木村達也 VS 間柴了(日本J.ライト級タイトルマッチ)決着
速水龍一 VS 小橋健太(日本J.フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(33) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2265巻))
第33巻
浜団吉登場(鴨川、猫田と共通の友人にして名トレーナー)
一歩 VS 真田一樹(日本フェザー級タイトルマッチ)練習編

はじめの一歩(34) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2299巻))
第34巻
一歩 VS 真田一樹(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(35) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2325巻))
第35巻
一歩 VS 真田一樹(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
宮田一郎、東洋太平洋タイトルへ挑戦



木村VS間柴から始まります。
これまで一歩が戦った相手と、一歩以外の鴨川ジムの面々とが戦ったことはないので、貴重な試合となりそうです。

木村はドラゴンフィッシュブローを会得して、これまでとは比べ物にならないレベルアップをしました。
青木とコンビでガヤをやってるイメージだったので、ここでの主役級の扱いはびっくりですね。熱いです。

結果、ドラゴンフィッシュブローは間柴をもう少しのところまで追い詰めました。
ベルトに手が届いた瞬間、真っ暗になるという表現は、悲しくもあり、
木村の実力があと一歩及ばないという意味もあり。

木村は引退を表明しますが、名前をカタカナにかえてカムバックします。
今後も青木とコンビで活躍することでしょう。


しかし、間柴の強さにちょっとした疑問が生まれてきます。
登場時の頃、宮田と対戦した時は足を踏むなどの卑怯な手を使いました。
そして、今回強かったとはいえ、脇役扱いの木村との対戦では、ギリギリでの勝利。
成長していく一歩や鷹村クラスのチャンピオンと比較して、どうも劣る印象です。
間柴も世界を狙ってますけど、どうなんでしょう。


さて、一歩の初防衛戦の前にはちょっと懐かしい速水と小橋の再登場です。
正直、今の一歩からしたらかなりの格下レベルの戦いですが、
小橋がKO勝利を納めるなど、一歩戦の伏線がきいてる勝利でした。


そんなクッションを挟み、一歩の防衛戦。
鴨川会長、猫田と共通の友人である浜団吉の登場です。
ここで作中の新しい技、浜団吉も現役の時に使用した飛燕、
そして鴨川会長も知らない技の燕返しで一歩を追い詰めます。

・・・しかし必殺技が増えてきましたね。少年漫画っぽくていいですね。

燕返しはカラクリがわかったらみんながマネできそうでもありますね。

一歩は初防衛戦、追われる立場での戦いでプレッシャーで硬くなり
中盤は飛燕、燕返しでボロボロにされ、後半は酸欠での試合。
主人公補正もあってか、一歩は辛くも勝利しましたが、
毎回ボロボロになってますから、普通に考えたら選手生命短いでしょうねw

なんとかベルトを守った一歩。
今後も辛い戦いが続きそうです。



さて、世間ではコミック102巻が発売されています。
読み進めてるのは約1/3。まだまだ物語は続きます。

2013年1月18日金曜日

「西悠々記 1巻」感想 ドジっ娘天然悟浄に萌えとけ!

西悠々記(1) (ビッグガンガンコミックス)
ドSな悟空、電波な三蔵、オタクの八戒、ドジっ娘な悟浄・・・(帯より引用)


表紙買いではなく、帯買いをした初めての作品です。

あまり西遊記自体に詳しくないし、西遊記をモチーフにした漫画は読んでなかったのだけれど、
ヤンデレ彼女の作者であった事、そして冒頭に書いた帯の煽りに惹かれた事で購入。

ヤンデレ彼女のドタバタが好みなら楽しめる作品となっている。


三蔵が「ビッグビトー教」という謎の教えを広める神父として、電波発言したり事件を起こしたりする。
悟空が暴力でなんでも解決しようとする。また、キントウンにビールを保管してたりする。
八戒はオタクらしくパソコンでいろいろ解決しようとする。(迷いの森でグー○ルマップ利用)
悟浄がそれらにツッコミつつ道を正そうとする。

簡易的にキャラ説明書いただけでも、かなりハチャメチャな感じ。


ただ、最終的にはみんないいところ、やさしいところがあって、
物語はきちんと丸く収まるようになっている。
(このあたりはヤンデレ彼女でも見られる展開)

また、各作品の柱では元になっている話、補足説明などがあり、
「にわか西遊記知識」を得ることができる。

結果、予想以上に面白かったので続きに期待。


おまけ扱いではあるが、ヤンデレ彼女のキャラもモブキャラとしてゲスト出演している。
真夜美が出たときはテンションあがった。
この作者が描くツインテールがすごく好きなようだw


ドラゴンボール 筋斗雲クッション

2013年1月15日火曜日

「はじめの一歩 26~30巻」感想 一歩、日本フェザー級チャンピオンへ

我々は挑戦者(チャレンジャー)だ!

最後の最後まで挑戦者のボクシングをしろっ!



第26巻から第30巻までのダイジェスト
はじめの一歩(26) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2090巻))
第26巻
猫田銀八登場
夏合宿


はじめの一歩(27) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2112巻))
第27巻
鷹村 VS 伊藤貴明(日本ミドル級タイトルマッチ)
千堂武士 VS 茂田晃(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(28) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2135巻))
第28巻
千堂武士 VS 茂田晃(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
一歩 VS 千堂武士(日本フェザー級タイトルマッチ)ゴング

はじめの一歩(29) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2165巻))
第29巻
一歩 VS 千堂武士(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(30) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2197巻))
第30巻
一歩 VS 千堂武士(日本フェザー級タイトルマッチ)決着


ここでは一歩と千堂との戦いが全てでしょう。
夏合宿から始まる一歩のトレーニング、
一方、千堂も一歩対策でトレーニングと実戦で強くなる。

お互い、高みを目指し、鍛え上げた能力がぶつかり合う。
開幕デンプシー・ロールはしびれました!!
必殺技は最後に出てくるのがお約束。
それを最初にもってくるとは思いませんでした。それで決着はつきませんでしたが・・

また、終盤では、いつもどこかに余裕をもって観戦してた鷹村が立ち上がって声援するなど、
ガラじゃない描写をすることで、普段と違う展開であると印象付けていました。

結果、2巻分くらいの長い、熱い試合になりました。
(聞いた話では、作者はこの戦いを最終回のつもりで描いたとか)

この戦いをベストバウトに挙げるファンがいるのも納得できます。


本当、宮田君よりも千堂のほうが一歩のライバルっぽい描かれ方をしてます。
ボクシングを始めるきっかけを鷹村が与え、
強くなるきっかけは宮田に追いつくことで、
プロ後のライバルは千堂、というように感じますね。


さぁ、今回の戦いを経て、いよいよ一歩が日本フェザー級のチャンピオンになりました。
今後は防衛戦で追われる立場になります。
また、今までとは違う精神状態での戦いになると予想されます。

しかし、タイトルマッチだらけになりましたね。


2013年1月12日土曜日

「ヤンデレ彼女 10巻」感想 4コマ漫画なのに、各キャラの掘り下げが深い

ヤンデレ彼女(10) (ガンガンコミックスJOKER)

今更ながら思い知らされる 私は 私は本当に彼が好きだ


ヤンキー+デレ=ヤンデレ の方程式も
この漫画ではもはや説明不用になりつつありますね。


今回も何人か新キャラが増えます。
キャラが増えていますが、既存キャラの掘り下げもうまく行われているのがこの作品の良いところ。
4コマギャグ漫画なのに、人間関係がけっこう複雑に絡むんですよね。

聖と白鳥の話は少しづつですが進展してますし、すごく好きです。
冒頭の太字は聖の言葉。ギャグ漫画ではなかなか見ない真面目な言葉。
お互いに好き同士ですから、近いうちにくっつくんじゃないかと思うのですが・・・。

店長の過去編もよかったですね。マスクやらシューさんとの出会いが。
真夜美との出会いも描いてほしかったですけど、それはまたの機会なのでしょうか。

黒子さんの正体の鱗片が見えた感じもありますが、
あれはどなたなのでしょうね。田中家と関係はあると思うのですが。


新キャラでは校長の嫁さん、白鳥の姉など。
どちらもコノ漫画ならではの濃いキャラとなっています。
でも、白鳥の姉は弟想いでいいですね。恋愛アドバイザーになってもらいたい。


あとどーでもいいけど、レイナと真夜美の電波ソングは一回聴いてみたいw


西悠々記(1) (ビッグガンガンコミックス)

2013年1月6日日曜日

「スライムさんと勇者研究部 1巻」感想 モンスターの生まれ変わり

スライムさんと勇者研究部(1) (講談社コミックス)
あったような、なかったような設定


久々の表紙買い。
勇者や魔王の子孫だったり、生まれ変わりが主人公という漫画はちらほら見たことあったけど、
魔物の血を引く現代の少女たちが、魔物への変身能力があるっていう設定の漫画、
なかったかもしれない。(知らないだけで、存在しているのかもしれませんが)

勇者研究部という部活を中心に繰り広げられる、
ギャグというか、日常系というか、不思議な雰囲気の漫画。


水がかかるとスライムになってしまう仏子
壁と同化してゴーレムになれる翠恋(部長)
この魔物の末裔2人が中心となって、なんとなくほのぼのとした展開を繰り広げます。

まぁ、とにかくスライム化した仏子がかわいかったです。見た目が。
ぷにぷに、ぷるぷるしてそうな感じをうまく表現してるかと。


勇者研究部といいながら、あまり勇者の研究をしていないのは
この手の日常系漫画にはよくありがちなので、つっこまないことにしましょう。


しかしこの漫画、面白いんですけど、なにかが足りない気がする。
画もかわいいし、設定も面白い。ストーリーも悪くない、
なのに手放しで面白い!と言えない。
何が足りないのか明確化できていないけど、2巻はきっと買うと思う。


2巻で一気に面白くなるかもしれないしね。

今後に期待する漫画です。

スマイルスライム ぬいぐるみ M スライム ブルードラゴンクエスト ソフビモンスター 2 ゴーレムクリスタルガイザー 500ml×48本 [並行輸入品]

2013年1月4日金曜日

「はじめの一歩 21~25巻」感想 一歩、日本フェザー級タイトルマッチ!

若いキサマには 怖い者知らずという勇気がある!!
対抗できる武器がちゃんとある!!


第21巻から第25巻までのダイジェスト
はじめの一歩(21) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1975巻))
第21巻
一歩 VS 伊達(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(22): 22 (講談社コミックス―Shonen magazine comics (1994巻))
第22巻
一歩 VS 伊達(日本フェザー級タイトルマッチ)決着

はじめの一歩(23) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2025巻))
第23巻
千堂武士 VS ヴォルグ・ザンギエフ(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(24): 24 (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2041巻))
第24巻
一歩 VS ポンチャイ・チュワタナ
デンプシーロール会得

はじめの一歩(25) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2068巻))
第25巻
木村、青木過去回想


ついに、日本フェザー級タイトルマッチで伊達さんと対戦。経験値の差が大きく、伊達さん有利の展開。
一歩の破壊力だけでは敵わず、ついに一歩初黒星。
主人公補正とはいえ、いままでギリギリで勝ち続けてきたので、
ここでの1負は大きいと思われます。

そして一歩がかみしめる敗北のくやしさ。
今まで青木、木村コンビにしか敗北描写がなかったので、貴重な画。


その後は千堂 VS ヴォルグの戦い。
一歩以外強者対戦は見てて楽しいですね。

再起戦で一歩はデンプシーロールを会得します。
これにより、ガゼルパンチしかなかった一歩が一気にパワーアップします。
あと、一歩がボロボロにならない珍しい試合。

最後は半分ギャグ混じりの木村&青木の過去の話。
ボクシングを始めたきっかけが見られます。
さらには若い鷹村(あまり変わりませんが)と非常に若い、幼い宮田が見れます。

鷹村、宮田がボクシング始めたきっかけもいつかみたいですね。


次は一歩と千堂のベルトをかけた戦いですね!