「勤しめ! 仁岡先生 8巻(最終巻)」 子供嫌い教師物語、感動(?)のフィナーレ
連載8年にして最終巻。
結局、仁岡先生は中学生を滅ぼすことは出来なかった!(あたりまえ)
今回は幼少の時の変なあだ名(通り名)が出てくる。
『最強の龍』『最強の虎』『虫捕りの餓狼』(すべて虫捕り)
『ミスライトニング』『将軍(ジェネラル)』(百人一首)
さすが仁岡先生、一人プレーは何でもマスタークラスですね!
変な喋り方、変な表情、そしてその変な病気(?)が伝染してみんなも変な顔になる。
なんだこりゃw
この8巻では急に顔芸(変顔)が多かったです。
学園物としてはよくある卒業式エンドではなく、
勢いのあるまま、続編も可能な状態で最終回を迎えた。
そのせいか、寂しさや喪失感もなく、気持ちよく終わった印象。
別の言い方をすると、いつの間にか終わった印象。
この作品は4コマ漫画なんですが、言葉遊びが多いせいかセリフが長く、
読むのに結構時間がかかるので、若干お手軽に読める感は減る。
その分密度濃度は非常に濃いのだが。
前半ではトラブルなり物語のキッカケを作っていた変態校長や、河原姉弟だったけど、
後半~終盤では生徒側に登場キャラが増えた結果、出番が減ったイメージ。
教師人にもっと出番あってもよかったなぁ。
とはいえ、登場人物のキャラ崩壊もなく、ネタも丁寧でよく作りこまれている作品。
勢いのあるまま8巻分を走り抜けた作品。
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