2013年8月30日金曜日

「はじめの一歩 91~95巻」感想 この人は少し・・・口がすぎる

第91巻から第95巻までのダイジェスト


はじめの一歩(91) (少年マガジンKC)
第91巻
一歩 VS ウォーリー

はじめの一歩(92) (少年マガジンKC)
第92巻
一歩 VS ウォーリー

はじめの一歩(93) (少年マガジンKC)
第93巻
一歩 VS ウォーリー決着
板垣学 VS 唐沢拓三(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)

はじめの一歩(94) (少年マガジンKC)
第94巻
板垣学 VS 唐沢拓三(A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦)決着

青木 A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦勝利
木村 A級ボクサー賞金トーナメント 1回戦勝利

はじめの一歩(95) (少年マガジンKC)
第95巻
一歩 VS 小島寿人(日本フェザー級タイトルマッチ)準備編



一歩 VS ウォーリー。
鷹村曰く「打ちやすい角度から打って、逃げやすいところに逃げているだけ」という野生児ウォーリー。
その打ちやすいパンチは千堂のスマッシュや間柴のフリッカーのようなパンチ、
そして逃げやすいところに移動するスピードは宮田や板垣レベル。
さらには人並みはずれた跳躍力、ロープを利用した移動などに翻弄され、
まともにパンチを当てられない一歩。

ようやく追い詰めたコーナーですら楽々と抜け出されてしまう。

一歩、予想以上の大苦戦!

その、あまりに何も出来ない一歩は最低限の目標を立てる。
それは相手に触れること。倒すでもリバーブロー入れるでもなく、ただ触れる。
最初は1回。その次は1R中に5回触れる・・・
あまりに低い目標をこなす、もはや完全に挑戦者状態の一歩。

触れる数合計12回。全て左のボディブローの位置。
見た目も威力もない、触れただけだったそのパンチは、鴨川会長より受け継いだ『鉄拳』。
ウォーリーの動きを確実に奪っていた。

ちょっと主人公補正が入っている気がしますが、
天才を努力(普段の積み重ね)が打ち破りました。

経験を積んだらこの天才ウォーリーはリカルド・マルチネスに勝てるんじゃないでしょうか?


しかし、直接闘ったわけではないですが、
鴨川とミゲルもなかなかよいライバル関係ですね。
ただ、ウォーリーが一歩とやらないとなると、もう登場の機会はないでしょうね。

さて、たまに某巨大掲示板などで一歩が殴られまくる画像が貼られていたりするので、
せっかくなのでこのウォーリー戦で一歩が殴られた数を数えてみました。
90巻で殴られた数、1発。
91巻で殴られた数、29発。
92巻で殴られた数、59発。
93巻で殴られた数、5発。
合計94発
(殴られた描写、効果音でカウント。ガードの上から等を除いたクリーンヒット数)

すごいですね。94発も殴られてダウンゼロですからね。



さて、かつて一歩が優勝したA級ボクサー賞金トーナメント、これに板垣が挑戦します。
1回戦の相手は一歩が闘ったことのある唐沢。
デンプシーロールが代名詞になったころの一歩と闘って、
デンプシーロールを使われないまま負けた人なので、
いまひとつ印象も薄く、強いイメージもありません。

正直、板垣のカマセ犬っぽいですが、
板垣も相手を倒すパンチを持っていないので、注目は何Rで倒せるか、という点。


この試合ではドラゴンフィッシュブローやウォーリーのロープーワークをラーニング。
さらに板垣の能力がアップ。

才能の差を経験の差で埋めようとした唐沢も、残念ながら才能には及ばず。
最後は左の積み重ねでKO。
もう、一歩でも勝てないんじゃないでしょうか。。。


その後、青木、木村の試合がありましたが、1コマで終了。
扱いがかわいそうです。


一歩は久々の防衛戦が決定。
相手は小島寿人。2回級上の選手。
特に目立って強そう、という事はないのですが、
一歩の弱点に気付いていそうな感じ。

言葉だけで終わらなければいいのですが。


一歩が勝つのも、板垣が勝つのも、なんとなくチート臭くなってきました。
こうなってくると、青木あたりの試合をちゃんとやったほうが面白そうではありますね。

その青木の次の相手のトレーナーは、まさかのバロン栗田
94巻で79巻以来の再登場です。一応トレーナーとして腕があることになってますが・・・。
どんな感じの試合になるんでしょうかね。

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