2013年8月2日金曜日

「こどものじかん」をふりかえる。

こどもの時間の作者(私屋カヲルさん)のインタビューがありました。


これを読んで、いろんな思いが駆け巡りましたが、
「最後はみんな救われてよかったな」
「レイジは本当によかったな」
という気持ちに落ち着きました。


作者のインタビューの中で、
思いを明確に言語化出来なかっただけで、自分が小学生だった頃も似たようなことは思っていました。
というのがあります。
この気持ちを明確に言葉にできたのが、こじかのキャラだったんだろうな、
だから「こんな小学生いねーよ!」という感想につながったんだろうなーと。

自分を振り返ってみても、大人に反抗心を持っていたり、恋心を抱いていたり。
でも、反抗手段がわからない。
大人と腕力で喧嘩しても当然負ける。口喧嘩もボキャブラリーが少なく負ける。
いまなら悪質な方法とか思いつくのでしょうがw

また、女の子を好きになって、告白したとして、その後の事を知らない。
一緒に遊びたいとか思っても、恋人は何をするのかを理解していない。
そもそも恋人とはなに?ってことにもなる(これは大人でもなる人いますがw)

このインタビューの後、本作品を読み返すと、
面白い発見がありますね。

すでに2話目で黒ちゃんの百合が見え隠れしていたり、
防犯ブザーはランドセルに常備されていたり。


このインタビューはネタバレが多分に含まれています。
漫画を13巻まで読み終わった後、インタビューを読んで、漫画を再読。
これが こじか を一番楽しむ、骨の髄まで楽しむ方法だと思います。

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