2013年5月27日月曜日

「はじめの一歩 61~65巻」感想 鴨川ジムの勝利が続く!

ボクは、デンプシーロールに頼りすぎていた

第61巻から第65巻までのダイジェスト
はじめの一歩(61) (少年マガジンコミックス)
第61巻
鷹村守 VS デビット・イーグル(WBC世界ミドル級タイトルマッチ)決着

はじめの一歩(62) (少年マガジンコミックス)
第62巻
板垣学 VS 牧野文人(フェザー級東日本新人王準決勝)

はじめの一歩(63) (少年マガジンコミックス)
第63巻
鷹村一人旅
一歩 VS 唐沢拓三(日本フェザー級タイトルマッチ)6回目の防衛戦

はじめの一歩(64) (少年マガジンコミックス)
第64巻
一歩 VS 唐沢拓三(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
ヴォルグ・ザンギエフ VS エリック・トンプソン


はじめの一歩(65) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3246巻))
第65巻
板垣学 VS 今井京介(フェザー級東日本新人王決勝)


鷹村の2階級制覇も大詰め。
両者共にまぶたを切り、鷹村は視界をふさがれながらも、
鴨川会長の教えどおりにパンチを繰り出し、
それが確実にイーグルの急所をとらえ、ついに勝利をつかみました。
ここに鷹村の2階級制覇達成です!

まったくタイプの違うブライアンとの戦いでも、かなり苦戦してましたが、
イーグルとブライアンとが闘った場合はどっちが勝ったんでしょうかね。

おそらく、対策、準備、練習をするイーグルが有利だとは思うのですが、
あの野生部分にイーグルがどこまで対応できたのか、
ブライアンが再起不能となったいまでは実現不可能なのですが、ちょっと見てみたい試合でした。


さて、鴨川ジムの次の戦いは板垣の新人王に向けた戦い。
もう常に誰かが試合している状態ですね。

準決勝の相手は板垣のデビュー戦いで黒星をつけた牧野。
当時は故意の反則ではなかったはずですが、
今ではすっかりダーティになり、フリッカーまで身につけました。

フリッカー対策で間柴とのスパーを申し込む板垣。
その中で美人妹を持つもの同士として、妙に分かり合う仲になる2人。
なんか、異色の友人関係ですね。

もともとの才能と間柴とのスパー、また先輩である一歩を見続けたことで、
大きな苦戦もなく板垣の勝利。
才能だけなら作中でもトップクラスかもしれませんね。


マジメな展開が続いたあとの息抜きでは鷹村一人旅。
これまで一歩が対戦したメンバーの日常とすれ違う鷹村。
ボクシングを続ける者、離れた者、仕事をしている者。
もっとも鷹村は気付いていませんでしたがw


マジメ展開に戻り、一歩6度目の防衛戦。
基本筋力、基本能力をアップし、
被弾覚悟でガムシャラに相手に向かうだけの戦術から変わり、
ゆっくりを足をつかって追い詰めるスタイルを学ぶ。
デンプシーロールを封印したまま、珍しくほぼ無傷の勝利。
本来、このくらいの実力があってもおかしくないんですよね。
対戦相手が全員曲者揃いなのが一歩の運のないところ。


再び板垣新人王への道に戻り、決勝戦は学生時代からのライバル、今井との戦い。
ファイター型とアウトボクサー型、因縁の対決という構図に、一歩と宮田を重ねて観戦するメンバーたち。
足をつかってアウトボクシングを続けても、
いつかつかまり、はジリ貧になると予想している板垣は序盤からインファイトでも戦いを挑む!

どうなるライバル対決!

2013年5月18日土曜日

「はじめの一歩 56~60巻」感想 鷹村2階級制覇への挑戦!

この老いぼれの目の黒いうちに 果たしてあとどれほど楽しませてくれるかの


第56巻から第60巻までのダイジェスト
はじめの一歩(56) (少年マガジンコミックス)
第56巻
一歩過去話
梅原君、釣り船幕の内卒業
鴨川ジム釣り対決
一歩 VS 今井京介 スパーリング

はじめの一歩(57) (少年マガジンコミックス)
第57巻
鷹村、宮田合同キャンプ
鷹村、網膜剥離疑惑浮上

はじめの一歩(58) (少年マガジンコミックス)
第58巻
木村達也 VS エレキ・バッテリー
青木勝 VS パパイヤ・ダチウ
宮田一郎 VS メッガン・ダッチボーイ(東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(59) (少年マガジンコミックス)
第59巻
鷹村守 VS デビット・イーグル(WBC世界ミドル級タイトルマッチ)

はじめの一歩(60) (少年マガジンコミックス)
第60巻
鷹村守 VS デビット・イーグル(WBC世界ミドル級タイトルマッチ)


一歩・沢村戦の死闘のあとは、少しゆるやかな話から。
鴨川ジムメンバーの釣り対決で、八木さんの「釣りなら世界レベル」の腕前が炸裂。
鷹村とリベンジ釣り対決にもちこみますが・・・・
後に青木も釣りの練習でその才能を発揮しますし、
鴨川ジムにはボクシング以外の才能は豊富な方が多いようです。


そんなお遊び展開から一転、
まじめに鷹村の世界2階級制覇まえに、鴨川メンバーのセミセミファイナル、
宮田のセミファイナルがあります。

木村の相手は変な髪形のエレキ・バッテリー。
今回はメインの試合ではないので、ダイジェスト気味でしたが、
前半ピンチ、後半に相手のボディが弱点に気付き反撃、結果引き分け。

青木の相手は同じく変な髪形のパパイヤ・ダウチ。
曲者同士の戦いで前半は青木の劣勢、後半相手のスタミナ不足が発覚するも、結果引き分け。


どうもこの2人の試合はピリリとしませんね。
日本タイトルかけて闘ったときは、もっと脇役も強いんだ!って感じの表現が多かったように思えたのですが・・・。
進化してるのか、退化してるのか、判断がむずかしい。


セミファイナル、宮田の相手はミスターサカグチによる刺客、メッガン・ダッチボーイ。
とはいえ、倒すのが目的ではなく、宮田の弱点を調べるための捨て駒。
鷹村とのキャンプでパンチ力のアップをし、打ち方を変えたカウンターで勝利するも、
サカグチには宮田の欠陥がわかったという。今後も面倒な存在になりそうですね。

ほんのちょい役なのかと思っていたミスターサカグチ、
今後も出てきそうですね。ただ、出てくるたびに宮田が強化していきそうでもありますねw


鷹村の2階級制覇戦。
序盤、イーグルは鷹村の出方を観察、
ファイトスタイル、性格を理解し、カウンターでダメージを奪う。
序盤はまったく手が出せなかった鷹村だったが、
相手に倒れこむことからの10cmボディブローからの大反撃。
一気に展開を五分以上に戻す。さすがは鷹村さん。

鴨川会長の教え子は、みんな10cmボディブローをつかえるから、
クリンチや密着状態こそがチャンスなんですよね。
ちょっとずるい気もしますが・・・。


宮田・一歩が鷹村の網膜剥離を心配していたが、その心配を吹き飛ばす試合っぷり。

しかし、鷹村・イーグル共にまぶたを切り、血が流れ、
いつレフリーストップがかかってもおかしくない状態に。
2階級制覇をかけたこの戦い、決着はどうなる!?

2013年5月3日金曜日

「喰う寝るふたり住むふたり 1巻、2巻」感想 男女それぞれの視点からの同棲あるある

喰う寝るふたり 住むふたり  1(ゼノンコミックス)喰う寝るふたり住むふたり 2 (ゼノンコミックス)
交際10年、同棲8年。恋人以上夫婦未満の関係。


長期交際によってマンネリ化しつつあるカップル、
野々山修一(のんちゃん)と町田りつ子(リツコ)の日常。
一つの物語(出来事)を男女それぞれの視点で描かれてます。


例えば、女性側視点で物語りが展開されていく中で、男性に対して

「なんでこんな事で機嫌悪くしてるのっ!?」
というカップルによくある疑問に、
後の男性側視点のに、その回答がでてくる、という作り。


男性にとっては気に留めないようなちょっとした事でも、
女性にとってはとても重い事だったり、すごく引きずったり(逆もしかり)、
実は言った本人も強がりや気を使いすぎていたり、いろいろ考えさせられる作品。

同棲したことある人、また長期間の同棲経験や既に結婚していて倦怠期になっている人は
同意できる部分が多いんじゃないでしょうか。


物語(出来事)はコンパへの参加の是非、台所の使い方、というものから、
2巻では長期交際同棲カップルのセックスレスなど、かなりつっこんだ問題も扱っています。
このへんは、同棲だけでなく、夫婦でも考えさせられる内容ではないだろうか。


お互いに相手の事を想ったり考えたりして行動しているつもりだけど、
それが実は逆効果で相手を怒らせたり、不安にさせていたり。
長く一緒にいても最後はやっぱり直接言わないと伝わらない、分からない
という当たり前の事を再認識させてくれる。

相手を気遣うことは大切で、長くお付き合いするには
よい意味で楽な相手(必要以上に飾らない相手)がよいんだと思わせてくれる内容。


1巻に1話、こののんちゃん、リツコのほかに第三者の視点の物語が加わることもあり、
一つの物語にもたくさんの人の考え方があるんだと思わされる。

作者がサウンドノベルゲーム「街」が好きなようで、
ザッピングシステムをうまく漫画に取り入れている良作品だった。



基本的に1話完結で読みやすい。
また、最後は丸く収まる(よりラブラブになる)など、読んでいて後味が非常によい。


男心がわからない女性の方、
女心がわからない男性の方、両方とも必見の漫画です。


最近は平積みしてある書店も多く、じわじわ人気が出ている作品のようです。

SEGA THE BEST 街 ~運命の交差点~ 特別篇

2013年4月29日月曜日

「キン肉マン 42巻」感想 過去の戦いは全てが美談に

キン肉マン 42 (ジャンプコミックス)
正義超人の中でも完成されていない未知の実力者


冒頭の言葉、これはキン肉アタルがブロッケンJrを評しての言葉です。

そんな未知の実力者、ブロッケンJrの VS クラッシュマンとの続きから。
善戦をしていたブロックンJr、大方の予想通りあっさり形勢逆転されます。

さらに、相手のクラッシュマンから、善戦超人、万年未完の大器超人と揶揄されます。

ここまでのブロッケンJrの戦績(キン肉マン無印時代)を見てみると、3勝2負1分。
数字上はよさそうですが、その勝利も、カマセ相手のウォッチマン戦、ラーメンマンに助けられたミスターカーメン戦。
ザ・ニンジャ戦くらいにしかまともに勝利していないんですよね・・・。
(ちなみに負けは、ラーメンマンと、夢の超人タッグ編の乱入コンビ(ケンダマン、スクリュー・キッド)に、引き分けはプリズマン。)

負けかけた状態のブロッケンJrを再起させたのはラーメンマンの言葉
「私にとって過去最大の難敵が残した忘れ形見」
・・・あれ?そうだっけ?難敵だったっけ??w

毒霧とかに苦戦したけど、結果はあっさり勝利してたような。
実力的にもその後の展開的にも、とても難敵には思えないのですが、
まぁ正義超人側の勝利につながるなら、そういうことにしておきましょう。

ブロッケンJrの勝利にニヤリとするバッファローマン。
そういや、王位争奪戦では一時期同じキン肉マンソルジャーチームでしたね。

結構複雑な超人関係がある今回のシリーズです。


続いて、場面は先ほどブロッケンJrを再起させた言葉を放ち、
なぜかブロッケンJrの心の師となった、ラーメンマンの戦いです。

超人拳法の伝承者マーベラスとの戦いの中、ウォーズマンにやられた古傷が痛み出します。
まだ、治ってなかったんですね・・・。
(あ、ちなみにモンゴルマンの時のような傷が左右逆というミスはありませんでしたw)

勝利か死か、という超人拳法と完璧超人の掟に従い闘うマーベラス、
超人拳法の掟、残虐超人としての過去、そして正義超人としての今を戦うラーメンマン。

今回は似た信念とか、似たファイトスタイル同士の戦いが続きます。

負ければ自害、という完璧超人を助けるべく、ラーメンマンの戦いは、
ただ勝利するだけではなく、相手を生かすための戦いをします。

スピンオフ作品があったり、実力も人気も高いラーメンマン、
なんでウォーズマンに負けて一生引きずるような致命傷を負ってしまったのでしょう。
今では謎です。

実力では圧倒的なラーメンマン戦いも終わり、
舞台は悪魔超人対完璧超人にうつります。


第一幕でかっこよかったブラックホールです。
先の戦いでの負傷、疲労もある中、どういった戦いとなるのか。
正義&悪魔超人軍が全勝というのも考えにくく、
バッファローマン、ロビンマスクがこのタイミングで負けるというのも考えにくいので、
負けてしまうと予想しておきます。


ミスターカーメンを倒したクラッシュマンをブロッケンJrが倒す。
今回のシリーズはいろいろと過去の因縁や戦いを非常に重要視してますね。
(逆を言うと今後の予想がしやすいような)

なりきりマスク ラーメンマン (原作カラーVer.) ミクロマン ミクロアクションシリーズ ラーメンマン MK-02

2013年4月23日火曜日

「はじめの一歩 51~55巻」感想 デンプシーロールの進化形とは!?

ボクの最後の試合になるかもしれないからー


第51巻から第55巻までのダイジェスト
はじめの一歩(51) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2799巻))
第51巻
青木勝 VS 今江克孝(日本ライト級タイトルマッチ)決着
一歩同期、一歩・千堂・宮田・間柴以外が全員引退



はじめの一歩(52) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2837巻))
第52巻
鷹村守 VS ラリー・ベルナルド(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)防衛戦
ヴォルグ再会と復活の兆し

はじめの一歩(53) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2857巻))
第53巻
ヴォルグとの練習
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)5回目の防衛戦

はじめの一歩(54) (少年マガジンコミックス)
第54巻
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)
デンプシーロール破れる

はじめの一歩(55) (少年マガジンコミックス)
第55巻
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
進化型デンプシーロール炸裂



青木のタイトルマッチ挑戦も終盤。
精神を削ってはなつ「よそ見パンチ」などでスタミナ使いきり、
最後は泥仕合にもつれこみ、結果は判定に。

その判定はドロー。よって順位変動なし。
現チャンピオンと並んだという意味で、惜しかったです。

その後、青木軍団なる青木を慕う後輩が出てきます。
今後、活躍することがあるのか・・・ただのギャグ要員なのか・・・


続いて鷹村の防衛戦。
青木の「よそ見パンチ」を真似し、
完全にそっぽを向いて相手をひきつけようとしますが、あっさり失敗(笑)
無防備なところにパンチをもらってしまいます。
が、その後パンチ2発で相手をKO。鷹村無敵ですね。

鷹村はベルトを返上し、6階級制覇を宣言します。
これに対し、後輩板垣が急ぎすぎている、焦っている、と評します。
焦っているとしたら、なにに?時間はまだあると思うのですが・・・。


一歩の5度目の防衛戦はデンプシー破りを公言する、素行の悪いボクサー沢村。
もう一歩はデンプシー破りにどう対処するか、というのがポイントになってますね。

島袋の時は相打ちカウンターがデンプシー破りでしたが、
沢村は襲いくるデンプシーに対して少し下がることで死角をなくし、
綺麗なカウンターでデンプシーを破ります。
ここにデンプシーロールは完全に破られました。

しかし、そのまま終わるわけもなく、一歩もストップ&ゴーを繰り返す
進化型デンプシーロールを炸裂させます。
体に相当な負担がかかるようで、2~3発が限界の進化型。
沢村をKOし、5度目の防衛に成功。


一歩が試合の度にボロボロになるのはいつものコトですが、
今回は自分の技に体がついてこず、という意味でのボロボロ。

今後も選手生命を削る防衛戦が続きそうな展開です。


ちなみに、一歩の同期は一歩・千堂・宮田・間柴以外が全員引退したようです。
当たり年といわれながら、一歩と絡んだメンバー以外は残らなかったんですね。
他の階級とか残っててもよさそうですけどね。

2013年4月14日日曜日

「はじめの一歩 46~50巻」感想 会長の過去編、そして青木のベルト挑戦

小僧にとっての 究極のパンチ


第46巻から第50巻までのダイジェスト
はじめの一歩(46) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2640巻))
第46巻
鴨川、猫田、浜の過去編完結
板垣初勝利
板垣家登場

はじめの一歩(47) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2673巻))
第47巻
一歩特訓編(究極のパンチ発生)

はじめの一歩(48) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2697巻))
第48巻
一歩 VS 島袋岩男(日本フェザー級タイトルマッチ)4回目の防衛戦

はじめの一歩(49) (少年マガジンコミックス)
第49巻
一歩 VS 島袋岩男(日本フェザー級タイトルマッチ)決着

はじめの一歩(50) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2744巻))
第50巻
青木勝 VS 今江克孝(日本ライト級タイトルマッチ)


前回に続き、過去編から。
猫田の才能、そして鴨川の鉄拳。カッコよかった。
パンチドランカーの怖さや、鴨川の拳が再起不能状態になること、
そしてトレーナーの道を歩む宣言。
様々な漫画で、先輩・先生・師匠などの過去編をやったりしますけど、
最高レベルのカッコよさと強さがありました。


さて、過去の回想から戻りまして。
一歩の防衛戦、青木の王者挑戦、板垣新人王戦、鷹村の世界初防衛戦。
今後の試合展開が一気に発表されて、ジムが活気付きます。


今度の相手は琉球戦士、島袋岩男。
一歩より低い身長でありながら、ものすごく体格がよく、
堂々とデンプシーロール破りを公言してきました。
必殺技破りというのは少年漫画に必要な要素ですからね。
一歩も相手の必殺技を破ったりしながらの戦歴ですから。
ついに逆の立場になったわけです。

さらなる進化と強化を求めて特訓を開始。
そんな中、ついに「究極のパンチ」を打つ一歩。
とはいえ、狙って打つことはできないようですが・・・。

島袋戦。似たようなファイトスタイルで打ち合いますが、
途中、酸欠状態(チアノーゼ)になり一気に不利になる一歩。
というか、最近はチアノーゼになる展開が多いですね。
それだけ熱い戦いということでしょうか。

ちなみに公言していたデンプシーロールは、カウンターでした。
ただし、宮田君のような綺麗なカウンターではなく、相打ちスタイル。
相打ちだけれども、打ち負けない力と体力でねじ伏せる、
正直カッコイイものではなかったですが、一歩への精神的ダメージは非常に大きかったです。

そんな対決の決着は、海人にこだわった島袋ではなく、ボクサーでありつづけた一歩に軍配があがります。
ギリギリの状態から究極のパンチ(に近いもの)を放ち、そこから一度破れたデンプシーロール。
最後は会長を信じ、基本に忠実な動きをした一歩の勝ちでした。

これで4度目の防衛達成。
ほぼ毎回ギリギリですね。ああ、3回目の防衛線はまぁまぁ余裕でしたが。


試合後は恋愛ギャグ編。
板垣妹も加わり、久美ちゃんと雑誌記者飯村との三つ巴。
まぁ一歩の恋愛はなかなか進展しないので、あまり心配も期待もしていませんがw


青木は短い練習編の後、日本ライト級タイトルマッチがゴング。
トリッキー戦士、青木のボクシング能力がどこまで通用するのか!!

同期で親友の木村に少し遅れてのタイトルマッチ、結果が楽しみです。


2013年4月6日土曜日

「ももプロZ 2巻」感想 にわかから大ファンまで、ももクロちゃん解説書的漫画

ももプロZ(2)限定版 (プレミアムKC)
一番似ているのは川上マネージャーの顔!!

前回、第1巻発売当時にこの漫画を発見した時は、
まだなんとなくももいろクローバーZというアイドルの存在を知っている程度だったのですが、
その後、周りの人の影響もあって、にわかファンまでにレベルアップしました。

この作品、5人の顔の特徴も、性格の特徴もよく捉えています。

百田夏菜子(赤)はバカ
玉井詩織(黄)はマイペース
佐々木彩夏(桃)はアイドル
有安杏果(緑)はマジメ
高城れに(紫)は異次元

裏表紙の言葉そのままですが、それがももクロZの特徴であり、
特徴を誇張した結果が、このギャグ漫画です。

今回も、ももプロという架空のプロレス団体のでありながら、
ほぼプロレス要素のない話がすすみます。。
昨今の萌え系漫画によくある「団体(学校、部活など)設定はあるけどそれを中心にしてないパターン」ですね。
もっとも、この作品にはあからさまな萌えはないですが。

原作というか、本物ももクロメンバーの特徴や発言を引用したりするギャグ漫画なので、
性格やネタ発言などをここから覚えることも可能です。
夏菜子がトイレに閉じ込められる事件とか・・・。

この作者さんも本当にももクロファン(モノノフ)なんだろうなぁ。


1巻発売当初はどこの本屋でも売り切れ状態でしたが、
2巻は数多く刷っているようで、安定して購入できます。


漫画で覚える歴史書物みたいな扱いにもなるので、
私のように最近ももクロを知った、興味を持ったという漫画好きにはおすすめします。


ももプロZ(2) (ライバルKC)ももプロZ(1) (ライバルKC)ももプロZ(1)限定版 (プレミアムKC)