2013年7月27日土曜日
「ハイスコアガール 3巻」感想 時は流れて次世代機が出る時代
恋に待ちガイルなんてねぇ・・・と思うぜ・・・?
時代背景や時間経過を、格闘ゲームの進化(流行)で表現し、
その中で主人公の矢口ハルオと大野晶、日高小春の恋愛関係を描いている本作品。
3巻では、帰ってきた昌と再会後の話。
少し気持ちがすれ違ったまま。昔のように対戦を望むがうまくいかないハルオ。
そんな中、中学生の一大イベント、修学旅行へ。
新幹線に置いていかれて、小春と琵琶湖を見に行ったり、地方のゲーセンを巡ったり。
小春はデートみたいと喜び、ワケわかんない片思いに悩む小春。
2人の一番近くにあるゲームが、いつも2人の間に挟まっているこの状態。
修学旅行後編では晶とゲーム大会に参加。
決勝戦でついに晶と対戦できたハルオだったが、
晶のプレイ筐体は壊れており、全力じゃなかった。。。
その事で晶につめより、喧嘩になる2人。
取っ組み合いの中、小学生時代にハルオが晶にあげた指輪を発見。
それをキッカケに、ゲームばかり考えていたハルオも、自分の本当の気持ち、
「大野昌と一緒にいたい」という気持ちに気付き、
同じ高校に行くためゲームを断ち受験勉強に励む。
友人の助けを経て勉強し、受験会場へは昌の執事のはからいで
昌と一緒に向かいます。
その車中、受験に合格したら想いを伝えることを決意するハルオ。
そしてその受験結果発表で3巻が終わります。
この巻ではゲーム以外のノスタルジック要素として、
ハルオの母が篠原涼子 with t.komuroの
『恋しさと せつなさと 心強さと』が気にいっていたり、
ドラマ「家なき子」にハマっていたりします。
ちなみに、『恋しさと せつなさと 心強さと』は
映画「ストリートファイター」の主題歌であり、
アーケード版ストリートファイターZEROの
ドラマチックバトル(リュウ&ケンVSベガ)のBGMだったりで、
本作品の中心となっているスト2とも妙な関係があります。
ここまで、
1巻が小学生編
2~3巻が中学生編
最近の漫画はだらだらと引き延ばす展開が多い中、
当時のゲームの進化のスピードと同様、漫画内の展開も早いです!
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