2012年10月30日火曜日

「彼女のひとりぐらし 3巻」感想 お気楽一人暮らし漫画最終巻

彼女のひとりぐらし (3) (バーズコミックス デラックス)
(部屋で)誰も見てないからいいや


誰とも喋ってない日がある、コンビニの店員と恋におちる妄想をする、
独り言が多い、部屋が汚れている、病気の時に急に襲ってくる孤独感など
男女問わず一人暮らし経験者なら「多かれ少なかれ同意してしまうネタ」が豊富にある当作品。

漫画ですから誇張されたりデフォルメされたりしている部分もありますが、
「だいたい合ってるw」というのが私の感想です。


この3巻でも相変わらずだらしない姿をしていたりしますが、
展開を広げるお隣さんが登場してきます。
これもまたひとクセある学生さんで、同人誌描くためにパソコン借りにきたり、
そこで勝手に主人公の事を勘違いして襲われる心配したり。
一人暮らし+同人作家は想像力豊かに育つのでしょうか。


普段負け組みたいな表現をしていても、誕生日祝ってくれる友人がいたり、
なんだかんだ幸せな日常なんじゃないでしょうか。
最後の最後は妹の結婚式で姉らしい姿を見せたり、
(全部が奇麗な話ではないけれど)妹想いのよい姉ですね。


ちょっと早めの最終巻となってしまったのが残念ですが、
一人暮らし経験者は楽しめる(切なくなる?)かと。
サラっと読めてサラっと終わる全3巻、読みやすい漫画です。
彼女のひとりぐらし 1 (バーズコミックスデラックス) 彼女のひとりぐらし (2) (バーズコミックス デラックス)

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