2013年4月23日火曜日

「はじめの一歩 51~55巻」感想 デンプシーロールの進化形とは!?

ボクの最後の試合になるかもしれないからー


第51巻から第55巻までのダイジェスト
はじめの一歩(51) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2799巻))
第51巻
青木勝 VS 今江克孝(日本ライト級タイトルマッチ)決着
一歩同期、一歩・千堂・宮田・間柴以外が全員引退



はじめの一歩(52) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2837巻))
第52巻
鷹村守 VS ラリー・ベルナルド(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)防衛戦
ヴォルグ再会と復活の兆し

はじめの一歩(53) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2857巻))
第53巻
ヴォルグとの練習
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)5回目の防衛戦

はじめの一歩(54) (少年マガジンコミックス)
第54巻
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)
デンプシーロール破れる

はじめの一歩(55) (少年マガジンコミックス)
第55巻
一歩 VS 沢村竜平(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
進化型デンプシーロール炸裂



青木のタイトルマッチ挑戦も終盤。
精神を削ってはなつ「よそ見パンチ」などでスタミナ使いきり、
最後は泥仕合にもつれこみ、結果は判定に。

その判定はドロー。よって順位変動なし。
現チャンピオンと並んだという意味で、惜しかったです。

その後、青木軍団なる青木を慕う後輩が出てきます。
今後、活躍することがあるのか・・・ただのギャグ要員なのか・・・


続いて鷹村の防衛戦。
青木の「よそ見パンチ」を真似し、
完全にそっぽを向いて相手をひきつけようとしますが、あっさり失敗(笑)
無防備なところにパンチをもらってしまいます。
が、その後パンチ2発で相手をKO。鷹村無敵ですね。

鷹村はベルトを返上し、6階級制覇を宣言します。
これに対し、後輩板垣が急ぎすぎている、焦っている、と評します。
焦っているとしたら、なにに?時間はまだあると思うのですが・・・。


一歩の5度目の防衛戦はデンプシー破りを公言する、素行の悪いボクサー沢村。
もう一歩はデンプシー破りにどう対処するか、というのがポイントになってますね。

島袋の時は相打ちカウンターがデンプシー破りでしたが、
沢村は襲いくるデンプシーに対して少し下がることで死角をなくし、
綺麗なカウンターでデンプシーを破ります。
ここにデンプシーロールは完全に破られました。

しかし、そのまま終わるわけもなく、一歩もストップ&ゴーを繰り返す
進化型デンプシーロールを炸裂させます。
体に相当な負担がかかるようで、2~3発が限界の進化型。
沢村をKOし、5度目の防衛に成功。


一歩が試合の度にボロボロになるのはいつものコトですが、
今回は自分の技に体がついてこず、という意味でのボロボロ。

今後も選手生命を削る防衛戦が続きそうな展開です。


ちなみに、一歩の同期は一歩・千堂・宮田・間柴以外が全員引退したようです。
当たり年といわれながら、一歩と絡んだメンバー以外は残らなかったんですね。
他の階級とか残っててもよさそうですけどね。

2013年4月14日日曜日

「はじめの一歩 46~50巻」感想 会長の過去編、そして青木のベルト挑戦

小僧にとっての 究極のパンチ


第46巻から第50巻までのダイジェスト
はじめの一歩(46) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2640巻))
第46巻
鴨川、猫田、浜の過去編完結
板垣初勝利
板垣家登場

はじめの一歩(47) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2673巻))
第47巻
一歩特訓編(究極のパンチ発生)

はじめの一歩(48) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2697巻))
第48巻
一歩 VS 島袋岩男(日本フェザー級タイトルマッチ)4回目の防衛戦

はじめの一歩(49) (少年マガジンコミックス)
第49巻
一歩 VS 島袋岩男(日本フェザー級タイトルマッチ)決着

はじめの一歩(50) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2744巻))
第50巻
青木勝 VS 今江克孝(日本ライト級タイトルマッチ)


前回に続き、過去編から。
猫田の才能、そして鴨川の鉄拳。カッコよかった。
パンチドランカーの怖さや、鴨川の拳が再起不能状態になること、
そしてトレーナーの道を歩む宣言。
様々な漫画で、先輩・先生・師匠などの過去編をやったりしますけど、
最高レベルのカッコよさと強さがありました。


さて、過去の回想から戻りまして。
一歩の防衛戦、青木の王者挑戦、板垣新人王戦、鷹村の世界初防衛戦。
今後の試合展開が一気に発表されて、ジムが活気付きます。


今度の相手は琉球戦士、島袋岩男。
一歩より低い身長でありながら、ものすごく体格がよく、
堂々とデンプシーロール破りを公言してきました。
必殺技破りというのは少年漫画に必要な要素ですからね。
一歩も相手の必殺技を破ったりしながらの戦歴ですから。
ついに逆の立場になったわけです。

さらなる進化と強化を求めて特訓を開始。
そんな中、ついに「究極のパンチ」を打つ一歩。
とはいえ、狙って打つことはできないようですが・・・。

島袋戦。似たようなファイトスタイルで打ち合いますが、
途中、酸欠状態(チアノーゼ)になり一気に不利になる一歩。
というか、最近はチアノーゼになる展開が多いですね。
それだけ熱い戦いということでしょうか。

ちなみに公言していたデンプシーロールは、カウンターでした。
ただし、宮田君のような綺麗なカウンターではなく、相打ちスタイル。
相打ちだけれども、打ち負けない力と体力でねじ伏せる、
正直カッコイイものではなかったですが、一歩への精神的ダメージは非常に大きかったです。

そんな対決の決着は、海人にこだわった島袋ではなく、ボクサーでありつづけた一歩に軍配があがります。
ギリギリの状態から究極のパンチ(に近いもの)を放ち、そこから一度破れたデンプシーロール。
最後は会長を信じ、基本に忠実な動きをした一歩の勝ちでした。

これで4度目の防衛達成。
ほぼ毎回ギリギリですね。ああ、3回目の防衛線はまぁまぁ余裕でしたが。


試合後は恋愛ギャグ編。
板垣妹も加わり、久美ちゃんと雑誌記者飯村との三つ巴。
まぁ一歩の恋愛はなかなか進展しないので、あまり心配も期待もしていませんがw


青木は短い練習編の後、日本ライト級タイトルマッチがゴング。
トリッキー戦士、青木のボクシング能力がどこまで通用するのか!!

同期で親友の木村に少し遅れてのタイトルマッチ、結果が楽しみです。


2013年4月6日土曜日

「ももプロZ 2巻」感想 にわかから大ファンまで、ももクロちゃん解説書的漫画

ももプロZ(2)限定版 (プレミアムKC)
一番似ているのは川上マネージャーの顔!!

前回、第1巻発売当時にこの漫画を発見した時は、
まだなんとなくももいろクローバーZというアイドルの存在を知っている程度だったのですが、
その後、周りの人の影響もあって、にわかファンまでにレベルアップしました。

この作品、5人の顔の特徴も、性格の特徴もよく捉えています。

百田夏菜子(赤)はバカ
玉井詩織(黄)はマイペース
佐々木彩夏(桃)はアイドル
有安杏果(緑)はマジメ
高城れに(紫)は異次元

裏表紙の言葉そのままですが、それがももクロZの特徴であり、
特徴を誇張した結果が、このギャグ漫画です。

今回も、ももプロという架空のプロレス団体のでありながら、
ほぼプロレス要素のない話がすすみます。。
昨今の萌え系漫画によくある「団体(学校、部活など)設定はあるけどそれを中心にしてないパターン」ですね。
もっとも、この作品にはあからさまな萌えはないですが。

原作というか、本物ももクロメンバーの特徴や発言を引用したりするギャグ漫画なので、
性格やネタ発言などをここから覚えることも可能です。
夏菜子がトイレに閉じ込められる事件とか・・・。

この作者さんも本当にももクロファン(モノノフ)なんだろうなぁ。


1巻発売当初はどこの本屋でも売り切れ状態でしたが、
2巻は数多く刷っているようで、安定して購入できます。


漫画で覚える歴史書物みたいな扱いにもなるので、
私のように最近ももクロを知った、興味を持ったという漫画好きにはおすすめします。


ももプロZ(2) (ライバルKC)ももプロZ(1) (ライバルKC)ももプロZ(1)限定版 (プレミアムKC)

2013年3月3日日曜日

「はじめの一歩 41~45巻」感想 鷹村怒る!鴨川ジム初の世界挑戦

努力した者が全て報われるとは限らん
しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!



第41巻から第45巻までのダイジェスト
はじめの一歩(41) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2509巻))
第41巻
板垣学 VS 牧野文人
木村タツヤ VS アルマン・アレグリア
鷹村守 VS モーリス・ウェスト

はじめの一歩(42) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2532巻))
第42巻
鷹村減量苦
一歩 VS 李 龍洙(日本フェザー級タイトルマッチ)3回目の防衛戦
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)

はじめの一歩(43) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2556巻))
第43巻
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)

はじめの一歩(44) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2578巻))
第44巻
鷹村守 VS ブライアン・ホーク(WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ)決着


はじめの一歩(45) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2616巻))
第45巻
鴨川、猫田、浜の過去編



いよいよ鷹村の世界前哨戦!・・・と、その前に。
実力十分の板垣が、プロのラフさ、気迫に負けて苦いデビュー戦となりました。
一歩が一度負けて強くなったように、
おそらく板垣にも早々に負けを経験させる事で強くさせるんじゃないかな、と予想してます。

そして復帰戦の木村。
間柴との戦いで得た「相手を倒す」ということにこだわりすぎて、
ギリギリの判定勝ちとなります。

おかしいなぁ。間柴を追い詰めた時はもっと迫力あったのになぁ。
ドラゴンフィッシュブローとかすごくよかったのになぁ。
強くなったと思ったのになぁ。


鷹村の世界前哨戦は減量失敗から、珍しくピンチになります。
世界の壁というより、減量の壁が鷹村にとってはでかいですね。
しかし、現世界チャンピオンのブライアンホークがニヤニヤと試合観戦していたことから、
それに対する怒りの力で相手を殴り倒します。終わってみれば楽勝の展開。


その後、いろいろあって練習中に青木の眉毛が剃られます。
このあたりから完全に青木はギャグ顔キャラとなっていくようです。


さて、ついに鷹村の世界戦となります。
試合前の練習風景の中心は鷹村の減量苦。
一歩のように必殺技をマスターするでもなく、ひたすら体重との戦いです。
元々の強さから鷹村に必殺技は不要なんでしょう。


そして試合前。冒頭に書いたはじめの一歩屈指の名言が登場。
漫画史上でもベスト10には選ばれる名セリフなのではないでしょうか。

鷹村VSホーク、野生対決!
日本では無敵だった鷹村が初のダメージによるダウン。また意識も飛ぶ。
鷹村のトレードマークである髪型のとさかが崩れるほど
殴られる展開になるとは思ってもいませんでした。


ところで、鷹村が殴られたときにでる「パリッ」という擬音と暗転は、
今後なにかの体調不良(網膜はく離とか?)伏線となるのか?


最後は鷹村の負けられない意地と、自身が会長や一歩他メンバーの想いにささえられていることに気付き、
WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ、ついに決着。表紙がすべてを物語る。最後の下ネタは鷹村だからこそ。

一応、鷹村戦の前に一歩の試合もあるが、完全におまけレベル。



熱い鷹村の世界戦のあとは、鴨川、猫田、浜の過去編。
3人の関係性、当時のボクシングと闘拳、戦後という環境。大いなる先人達の物語。
しかし、猫田が強い。かっこいい。普段「だニだニ」言ってるおじいちゃんからは想像もつかない。


ここの5巻分は内容が濃いですね。
あらすじ書いてるだけで長文となってしまいました。
鴨川ジムのメンバーも青木、木村以外はどんどんレベルアップしている印象です。

2013年2月25日月曜日

「キン肉マン 41巻」感想 アイドル超人が大集合!

キン肉マン 41 (ジャンプコミックス)
ブロッケンJrの成長!


正義超人側にロビンマスク、ラーメンマン、ウォーズマン、ブロッケンJrが参戦。
やはり見慣れたキャラがたくさんでてくるワクワク感はたまらないですね!


そして敵側にはキン肉族みたいな見た目のキャラが登場。

無印キン肉マンではラスボスがスーパーフェニックスでしたが、
今回もキン肉族と関連あるんでしょうかね。
むこうはキン肉マンを認識しているようですが。。。

歴代のシリーズボスでは悪魔将軍が圧倒的なカッコよさを持っていたと思う(個人の感想)ので、
キン肉族から離れてもらいたいなぁという希望もあります。


そういや、ずっとバッファローマン達が言ってる「あのお方」って
悪魔将軍なんですかね?全然違うんですかね?


さて、闘いのほうではブロッケンJrがかなりの善戦をしています。
先の王位争奪の戦いでキン肉アタルのチームに所属したことから、
精神も技術も一気にレベルアップした、とのことです。
すごいね!キン肉マンソルジャー!

ただ、そこはブロッケンJr。
これまでの戦績はそんなによくないですし(よくてザ・ニンジャとの相打ちとかの印象ですし)
おそらく勝つにしても負けるにしても、ここから大ピンチになるんだろうと予想できます。


今回助っ人に来たメンバーではロビンとラーメンマンはまぁ負けないだろう、
ウォーズマンとブロッケンJrが危ういのでは?という感じですかね。


一方、悪魔超人もここでは正義超人と共闘します。
バッファローマンは、まず負けないと思います。今シリーズ、まだ戦ってないですし。
スプリングマンがなぜか参謀の位置にいるので、ここでは負けないとは思いますが・・・。
ブラックホールは前の戦いの疲労の蓄積もあるでしょうし、ちょっと危ないかなぁ。


と、まぁ勝手に予想しましたが、実際はどうなるんでしょうね。
作品の性質上、乱入するキャラとかも出てきそうですし。


せっかくですから、アトランティス戦みたいな
最近の少年漫画にはないような熱い展開を期待します!

ミクロアクションシリーズ キン肉マン(MK―S03)ロビンマスク&ブロッケンJr

2013年2月11日月曜日

「はじめの一歩 36~40巻」感想 世界の壁はとてつもなくブ厚かった

キミは 負けるコトをまだ知らない!


第36巻から第40巻までのダイジェスト
はじめの一歩(36) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2361巻))
第36巻
宮田一郎 VS アーニー・グレゴリー(東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(37) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2390巻))
第37巻
宮田一郎 VS アーニー・グレゴリー(東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ)決着
宮田、東洋太平洋フェザー級チャンピオンに。
一歩 VS リカルド・マルチネス(スパーリング)
宮田一郎 VS 伊達英二(スパーリング)
リカルド・マルチネス VS 伊達英二(WBA世界フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(38) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2417巻))
第38巻
リカルド・マルチネス VS 伊達英二(WBA世界フェザー級タイトルマッチ)決着
板垣学 登場


はじめの一歩(39) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2439巻))
第39巻
青木 VS バディ・マグラモ(一歩前座)
一歩 VS ハンマー・ナオ(山田直道)(日本フェザー級タイトルマッチ)

はじめの一歩(40) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2475巻))
第40巻
一歩 VS ハンマー・ナオ(山田直道)(日本フェザー級タイトルマッチ)決着
鴨川ジム夏合宿


宮田君が東洋太平洋チャンピオンになったのはよいとして、
この5巻内での驚きはなんといっても伊達さんの世界戦でしょう。
一歩の黒星をつけたあの伊達さんが!
国内フェザー級で最強だった伊達さんが!
リカルド・マルチネスには全く歯が立たない!!

全ての想いを込めたハートブレイクショットですら倒せず、
伊達さんの敗北、そして引退。

チャンピオンの肩書きを持っている一歩、宮田もスパーで手も足も出なかったですし、
世界への挑戦はまだまだ先という扱いかもしれませんね。


さて、もう一つの驚きは山田直道(ゲロ道)の再登場でしょう。
ちょっと怖い人相になって、一歩への挑戦者として立ちはだかります。
そもそもの実力差を考えたら一歩の圧勝なのでしょうが、
同じジムの仲間だったこと、先輩として慕われていたことなどから、
一歩の迷い、甘さが出る試合となります。

最後は伊達さんからのバトンをきっちり受け取り、
かつて一歩が伊達さんにそうされたように負けることを教え、
さらに強くなるであろう期待の言葉をかけ、先輩として指導をします。

一歩が精神面で大きく成長する描写ですね。


あと、鴨川ジムに新顔で板垣が出てきましたが、
活躍するのはもう少し先でしょうかね。
学生時代のライバルや、鴨川ジムに入ってきた経緯なんかがちらちら出てきますが、
伊達戦や元同門対決などの中では霞んでしまう印象。



しかし、世界は強すぎますね。
リカルド・マルチネスとのスパーでは一歩のデンプシーロールも全く通用しませんでしたし、
ボクシング能力の向上と、新必殺技でも覚えないと、一歩は世界いけそうもないですね。
鷹村も国内では無敵ですけど、どこまで世界で通用するのか・・・・・。

2013年2月7日木曜日

「シスプラス 1巻」感想  3人のかわいい妹と、それを溺愛する変態兄の物語

シスプラス(1) (ビッグガンガンコミックス)
いくらシスコンでもこんな兄いねーよ!


はなまる幼稚園の作者、勇人著の新作ということで手にとりました。

主要登場人物は以下の4人
妹1 長女 心奏 おっとり。巨乳。
妹2 次女 詩穂 ちっぱい。ツンデレ。声優。
妹3 三女 姫苺 小学生。ロリ。ツインテ。
兄 妹が大好きすぎて過剰すぎるほどの過保護兄。

これだけ見ると、テンプレっぽい妹の集合体ですが、
兄が、ドを越した変態過保護シスコンキャラです。
この異常な過保護っぷりのおかげで、とんでもなく勢いのあるギャグ漫画になっています。


妹の下着チェック、日記チェックで男の影がないかを調査する兄。
覗きなどの変態がいないかを調べるために風呂を覗く兄。
それに怒る妹(主に詩穂)

でも、それは妹を心配するがゆえの行動。
詩穂もそれを理解し、兄妹の仲が深まる。


本作品もはなまる幼稚園同様、いろいろ事件がおこるけど、
最後はまるく収まるほのぼのとした作品になってます。

ギャグ要素は変態お兄ちゃんのおかげで勢いが増した感じですかね。


単純な妹萌え漫画ではなく、変態お兄ちゃんの一喜一憂とやさしさを楽しむ物語。

あとタイトルはラブプラスとは全く関係ない感じですね。
シスストーカーとかいうタイトルのほうが正解なのではないでしょうか。


はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)